暑いときやスッキリしたいときに人気なアイスコーヒー。
カフェや喫茶店で飲むような美味しいアイスコーヒーを飲むには、水出しが人気です。
そこで今回は自宅でできる簡単な淹れ方やこだわりの淹れ方、コーヒーを作るときに使う道具や材料を紹介します。
まずは基本的な作り方を覚えて、美味しい一杯を楽しんでみましょう。
水出しコーヒーとは?
水出しコーヒーとは、水を使って8〜12時間かけて抽出するコーヒー。
水出しと聞いて特別な器具が必要なのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。
しかし、実は、新しい特別な道具を使わなくても、家庭にある道具を使って簡単に淹れることが可能です。
水出しコーヒーの美味しい作り方は、
粉の12.5倍の水で、冷蔵庫12時間。お茶パックに粉を包めばOK。
起きる時間に合わせて仕込んだら、朝起きるのが楽しくなるよ。 pic.twitter.com/gjPajXZ5Dr— 川野優馬 | LIGHT UP COFFEE (@yuma_lightup) June 14, 2020
自宅にある容器にコーヒー粉をいれて時間をかけて抽出すれば作れます。
水出しで淹れたものは、柔らかい甘味・苦味が出るのが特徴。
アイスコーヒーでリフレッシュしたいときにはピッタリです。
難しそうに思うかもしれませんが、専門的なことは一切なく誰でも作れるので安心してください。
簡単にできる水出しコーヒー、ぜひとも自宅でも楽しんでみましょう。
自宅で水出しコーヒーを作ろう!必要な器具と作り方は?
必要なものは主に、コーヒー粉、水、抽出する容器の3つです。
はじめて挑戦するときは、道具に余計な費用はかけず自宅で簡単に用意できるものから始めると良いでしょう。
今回は家で手軽にできる方法とこだわりの方法の2つを紹介します。
【方法1】お手軽派!ピッチャーを使う方法
まずは初心者でも、自宅で気軽に挑戦できる簡単な方法を紹介します。
麦茶を作るときにも使えるピッチャーを使って作ってみましょう。
必要な道具
- コーヒー粉 100g〜120g
- 水 1ℓ
- ピッチャー (1ℓ用)
- お茶や出汁を入れるパック1つ
作り方
- パックにコーヒー粉を入れる
- パックをピッチャーに入れる
- 常温の水をピッチャーに静かに注ぐ
- 冷蔵庫で8時間〜12時間ほど寝かせる
- コーヒーのパックを取りだせば完成
ポイント
ゆっくり時間をかけて抽出することで、香りの良いものが出来上がります。
抽出後は、パックを出さないと雑味が出てしまうので必ず取りだすようにしましょう。
【方法2】こだわり派!専用ポット使う方法
お手軽に水出しコーヒーを作ってみて気にいったら、少しこだわった方法にも挑戦してみましょう。
先日 #HARIO のフィルターインボトルをリピート買いするときに #水出しコーヒー 用のストレーナーが付いたタイプにしてみた。早速、昨夜セットして今朝飲んでみたら、雑味のないクリアな飲み心地にイノとふたりで驚いてしまった。
もう引き返せないかもしれない……豆の量など好みを探る旅に出ます。 pic.twitter.com/ZL0RRcYNnV— ウサギ (@UsaInoUribou) July 27, 2020
こだわりたい人や頻繁に作る人は、専用のポットを使います。
専用のポットには様々な形状があり、デザイン重視や使い勝手重視のものなどから、お気に入りを選んでみてください。
今回の方法は、お値段が手頃で着脱可能なストレーナー(こし網)付きの専用ポットを使った作り方を紹介します。
必要な道具
- コーヒー粉
- 水
- ストレーナー付きポット
※ポットの大きさによって、粉と水の量を調整してください。
目安として、1ℓの水に対して100g〜120gのコーヒー粉が必要です。
作り方
- ストレーナーにコーヒー粉を入れ、ポットにセットする
- ポットに水を注ぎ、スプーンで2〜3回かき混ぜる
- 冷蔵庫で8時間〜12時間ほど寝かせる
- こぼさないようにストレーナーを外せば完成
ポイント
ストレーナーに入れたコーヒー粉をそのままにしておくと、雑味が出るので注意が必要です。
専用ポットを使えば、パックを使わなくても良いので更に簡単に作れます。
頻繁に飲みたいなら、ぜひ利用してみてください。
水出しコーヒーを美味しく作る3つのこだわり
材料や道具にこだわると、更に美味しく楽しめます。
一度作って気に入ったなら、ぜひいろいろな部分にこだわってみましょう。
今回は、コーヒー豆や水、容器について見ていきます。
自分の好みのコーヒー豆にこだわる
水出しコーヒーは、中挽きで深煎りの豆を使うのが人気です。
何度か淹れてみて、豆の挽き方の違いによる味の変化を楽しんでみてください。
その中で自分の好みにあったお気に入りの挽き方が見つかるはずです。
コーヒー豆は挽きの粗さによって濃さが変ります。
豆の挽きが荒いほど味が薄く、細かいほど味が濃くなるのがポイント。
中挽きは中間の粗さで、ちょうど良い濃さのコーヒーをつくることができ、失敗したくない初心者にピッタリです。
美味しくコーヒーを淹れられる水にこだわる
水道水でも構いませんが、たまには水にもこだわってみましょう。
おすすめの水は硬水ではなく「軟水」です。
水出しは加熱をしないため、他の抽出方法よりも水に含まれている成分の影響を受ける可能性があります。
軟水はコーヒーの味に影響を与える成分が少ないので、美味しいコーヒーを楽しみやすいです。
天馬街道翆明橋公園の水でコーヒーをいれると美味しいんだよ〜☕
なんでも、純度の極めて高い超軟水なんだそうな。 pic.twitter.com/fGdSGtYIKP
— ちぇろ (@bekkoamechan) October 11, 2020
軟水を汲みに行く人もいるほど、水はこだわりが出るポイントなんです。
見た目が素敵な容器にこだわる
初めて作る場合は、家庭にあるピッチャーを使えば十分です。
こだわりたい場合は、お気に入りのポットを選ぶとモチベーションが上がります。
ストレーナー付きのものは粉を直接入れることができるので、パックを使う必要がありません。
見た目もおしゃれなデザインのものがたくさんあります。
素材は耐熱ガラスやプラスチックのものがあり、ガラスを選べば高級感があり見た目も美しいものが多いでしょう。
お気に入りの容器を使えばコーヒータイムが一層楽しくなります!
水出しコーヒーをもっと楽しむアレンジ方法
基本をマスターしたら、今度はさらにお好みのコーヒーを探してみてはいかがでしょうか?
豆にこだわるのも、お気入りのグラスを探してみるのも良いですね。
材料を変えたり、他のものを加えてアレンジコーヒーを作っても楽しいです。
そこで、水出しコーヒーを更に楽しめるアレンジの方法を2つ紹介します。
普段と違う味を楽しみたいときは、ぜひ参考にしてください!
まろやかで飲みやすくなる牛乳や豆乳で割る
水出ししたコーヒーをお好みの量グラスに注いで牛乳や豆乳で割ると、ミルクティーになります。
牛乳や豆乳などの乳成分を加えると苦味が抑えられ、味がまろやかになります。
毎日のコーヒーの味に変化をつけて楽しめますし、来客でコーヒーが苦手な人にも自慢のコーヒーを味わってもらえるかもしれません。
はちみつやガムシロップなどで甘みを足せば、女性に喜ばれるカフェのメニューようなコーヒーにも。
コーヒーは案外いろいろなものに合うので、試す楽しみがあります。
はちみつコーヒーについては、以下の記事も参考にしてください。
さわやかで見た目も可愛いフルーツコーヒー
オレンジやレモンなどをコーヒーに入れれば、酸味のあるさわやかなフルーツコーヒーになります。
オレンジのほの甘い香りが美味しいよ😊 https://t.co/aUvUf687Q3 pic.twitter.com/9aOwUT93wQ
— 響本悠樹(yueki.K)🍀悠遊通信 (@yueki_byakko) May 30, 2020
オレンジやレモンは輪切りにして漬け込み、フルーツの他にハーブを加えると香りを楽しめるコーヒーに。
お肌に嬉しいビタミンたっぷりのフルーツや、リラックス効果のあるハーブをいれて、簡単にアイスコーヒーをアレンジしてみましょう。
フルーツやハーブが入ったコーヒー見た目もとっても可愛くなります。
コーヒーのアレンジについては、以下の記事も参考にしてください。
まとめ
水出しコーヒーは自宅でも簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください。
特別な器具を揃える必要がなく、ほとんどのものが一般の家庭ですぐに揃う器具や材料です。
こだわりたいなら使う器具や豆を厳選したり自分なりに工夫することで、更に美味しい一杯を楽しめます。
簡単にできる水出しコーヒーの基本的な作り方をマスターし、自宅でも美味しいアイスコーヒーを楽しんでみましょう。