ワインに合うおつまみはこれだ!本場の定番から簡単に買えるものまで!

ワインを美味しいおつまみと一緒に楽しめていますか?

ワインの生産量、消費量ともに世界でトップクラスの本場フランスでは、ワインと一緒に飲むために作られた料理が多数存在します。

それほど、ワインは食べ物との組み合わせが重要なのです。

今回は、そのフランスでも親しまれている定番のおつまみから、スーパーやコンビニでも買えるお手軽なおつまみを紹介します。

おつまみを理解すれば、今まで以上にワインと共に素敵な夜が過ごせるでしょう

目次

【基礎知識】おつまみを選ぶ前に!ワインの種類と特徴は?

まずはワインの種類と特徴をおさらいしておきましょう。

ワインには赤と白がありますが、さらにその中でも種類分けすることができます。

それぞれ詳しく説明していくので順番に見ていきましょう。

赤ワインの種類と特徴

通常の赤ワイン(スティルワイン)を分類分けすると以下の3つに分けることができます。

  • フルボディ
  • ミディアムボディ
  • ライトボディ

タイプが違うものとして、スパークリングワインフォーティファイドワイン(シェリー酒、ポルト酒)などがあります。

スパークリングワインも同様に分類でき、フォーティファイドワインは、つまみや料理と合わせることもありますが、どちらかというと料理に使うことの方が多いので今回は省略します。

フルボディ

コクがあり、濃厚な味わいのものフルボディと表します。

味や香りは濃いのですが、渋みが強いものが多いので、ワインがあまり好きではない人は苦手かもしれません。

料理やおつまみと合わせる場合は、ステーキチョコレートなど、ワインと同じく、重く濃厚なものと合わせましょう。

ライトボディ

味わいが軽く、あっさりとしたものライトボディと表します。

こちらはあまり渋みもなく、安っぽい印象があるかもしれませんが、その代わりに果実の美味しさを存分に味わえるものになっております。

初めての方でも美味しく飲めると思いますので、これからワインを飲み始める方はぜひ手に取ってみてください。

料理やおつまみと合わせる場合は、鶏のから揚げイチジクなど、比較的軽めなものと合わせましょう。

ミディアムボディ

フルボディとライトボディの中間の味わいのものをミディアムボディと表します。

全体的にバランスがとれていて、飲みやすいので一番多くの人に親しまれているかもしれません。

料理やおつまみと合わせる場合は、重いものから軽いものまで比較的なんでも合いますので、おうちに一本は置いておきたいですね。

白ワインの種類の特徴

白ワインは分類分けすると以下の二つに分けることができます。

  • 甘口の白ワイン
  • 辛口の白ワイン

赤ワインとは別で、白ワインは甘口と辛口で分類分けされることが多いです。

また、他にスパークリングワインがありますが、こちらも同様に甘口と辛口に分類分けできるので、今回は省略します。

甘口の白ワイン

ドイツや、フランスのアルザス地方で有名な甘口の白ワインは、デザートワインと呼ばれるほど甘いです。

ワインは、糖分を分解してアルコールに変えているので、甘口のワインは比較的アルコール度数が低いものが多く、お酒に強くない人でも飲みやすいものになっております。

料理と合わせるよりかはデザートを食べる時に飲むことが多いので、合わせるおつまみとしては、フルーツケーキなどと合わせるといいでしょう。

辛口の白ワイン

キリっとして糖度が低い白ワインは辛口と表現されます。

甘口の白ワインと比べると、ほとんどの糖分がアルコールに変わっているので、アルコール度数が若干高いものが多いです。

しかしその分、鼻から通るすっきりとした香りや味わいは辛口の白ワインのほうが芳醇なものとなっております。

合わせる料理やおつまみは、塩鮭チーズなど、少ししょっぱいものがおすすめです。

特にチーズとの組み合わせは王道なので、迷ったらチーズを選びましょう。

本場フランスで定番!ワインに合うおつまみ7選

冒頭で話した通り、フランスではワインの生産量と消費量が世界トップクラスですが、そのフランスではどのようなおつまみと組み合わせてワインを飲まれているのでしょうか。

主に定番なのは以下の7つです。

  1. チーズ
  2. 生ハム・サラミ
  3. バゲット
  4. チョコレート
  5. オリーブ
  6. パートドフリュイ
  7. パテドカンパーニュ

それぞれ詳しく説明するので、順番に見ていきましょう。

チーズ

言わずと知れた王道の組み合わせです。ワインのおつまみとしてのチーズは、フランスでも愛されています。

基本的には白ワインと合わせることがほとんどですが、チェダーチーズやブルーチーズなどは赤ワインと合わせても美味しいです。

ちなみにフランスは、2015年のトリップアドバイザーの調べによると、一人当たりのチーズ消費量が世界一位になっております。

ワインとともに愛されているチーズとの組み合わせは、間違いないです。

生ハム・サラミ

生ハム・サラミはフランスで定番のワインのおつまみです。

フランスのレストランの前菜で生ハムやサラミの盛り合わせを置いているお店が多く、ワインと一緒に一杯やってからメインの料理を食べるという楽しみ方が親しまれています。

赤ワイン、白ワインどちらとも合うので、ぜひ自身のお好みを見つけてみてください。

バゲット

日本にあまり馴染みがないかもしれませんが、バゲットもワインを飲む時の定番のおつまみです。

できるならば、パテやバターを塗って食べたいところですが、それが無い場合はそのまま食べる人もフランスには居ます。

ワインを飲むとお腹が空いてしまうので、空腹を満たすのにちょうどいいですね。

チョコレート

チョコレートもフランスの定番のワインのおつまみです。

カカオ分が高いものは、ミディアムボディ以上の赤ワインと非常に相性が良く、多くの人に親しまれています。

また、余談ですがワイン以外にも、コーヒーを飲む時に必ずチョコレートを食べる人がいるほど、チョコレートはフランスで愛されています。

オリーブ

オリーブもフランスの定番のワインのおつまみです。

フランスのレストランでは席に着いた時の突き出しで出されることが多く、食前酒と一緒にオリーブを食べます。

オリーブは黒いものと緑色のものがありますが、赤ワイン、白ワインどちらとも相性がいいです。

また、オリーブは油に漬けておけば長持ちするので、おうちに常備しておきたいおつまみの一つですね。

パートドフリュイ

聞きなれない人も多いかと思いますが、パートドフリュイもフランスの定番のワインのおつまみです。

パートドフリュイとは、果物のペーストを使った四角形のゼリーのようなもので、日本ではデパ地下のスイートコーナーや、フランス菓子屋で見られます。

フランスのレストランでは、メインの料理とデザートの間にチーズを挟むことがありますが、そのチーズと一緒にサーブされることが多いです。

パートドフリュイは、いずれのフルーツのペーストを使っても酸っぱくなるので、白ワインとの相性が良いです。

パテドカンパーニュ

フランスの代表的な料理のパテドカンパーニュも、フランスの定番のワインのおつまみです。

パテドカンパーニュとは、豚ひき肉を型に詰めて焼いたもので、赤ワインと非常によく合います

また、フランスにはパテドカンパーニュ以外にも様々な種類のパテがあり、ほとんどのレストランの前菜メニューで置いてあるほか、スーパーなどで缶詰めの状態のパテも買えるほど、フランスでは親しまれているのです。

日本では取り扱っているお店が少ないのですが、通販で買えますので気になった方は探してみてください。

日本食にも合わせられる!ワインに最適なおつまみ5選

フランスで親しまれている定番のワインのおつまみを紹介しましたが、ワインは日本食にも合わせることができますので、以下の4つを紹介します。

  1. 鉄火巻き
  2. 塩鮭
  3. 焼き鳥
  4. ソースカツ

それぞれ詳しく説明しますので、順番に見ていきましょう。

鉄火巻き

鉄火巻きはミディアムボディ以上の赤ワインとの相性が抜群です

基本的に、魚系のものは白ワインと合わせることがよくあります。

しかし、マグロなどの赤身肉に関しては白ワインよりも赤ワインのほうが相性が良いとされています。

塩鮭

日本の朝ごはんでよく食べられる塩鮭は、白ワインとの相性が良いです。

塩鮭以外にも、西京焼きなどのしょっぱいものは基本的に白ワインと合います。

しかし、サバの味噌煮は赤ワインのほうが若干相性が良いです。

焼き鳥

焼き鳥は、タレで食べるものは赤ワインと相性が良く塩で食べるものは白ワインとの相性が良いです

ただしレバーに関しては、タレでも塩でも赤ワインのほうが相性が良いので、赤ワインを選びましょう。

ソースカツ

ソースカツもミディアムボディ以上の赤ワインと相性が良いです。

豚肉は白ワインとの相性が良いのですが、ソース自体の味が濃いので赤ワインと合わせると良いでしょう。

また、豚肉以外で魚介系のフライと合わせるときは、ソースを使う場合は赤ワインタルタルソースを使う場合は白ワインと合わせるのがおすすめです。

コンビニやスーパーで簡単に!ワインに合う駄菓子おつまみ4選

フランスで定番のおつまみと日本食に合うおつまみを紹介しました。

しかしもっと手軽に簡単に、ワインと楽しめるコンビニやスーパーで買える駄菓子も、ワインと合わせることができます。

ワインに合う駄菓子おつまみは以下の4つです。

  1. おやつカルパス
  2. 柿の種
  3. ベビースターラーメン
  4. ビッグカツ

それぞれ詳しく説明するので、順番に見ていきましょう。

おやつカルパス

ビールのおつまみとしてもお馴染みのおやつカルパスは赤ワインとの相性が良いです。

1本10円、50本入りの箱買いをしても500円ほどなので、コスパ的には最高のワインのおつまみになります。

柿の種

こちらも、ビールのおつまみとして馴染みがある柿の種ですが、こちらは赤ワインと白ワイン両方に合わせることができます

柿の種シリーズはワサビや梅しそなど、たくさんの味が出ていますので、それぞれお好みのワインを探すのも楽しいでしょう。

ベビースターラーメン

ベビースターラーメンも、赤ワインと白ワイン両方に合わせることができます

柿の種同様、様々な味が出ていますので、お好みの組み合わせを探してみてください。

ビッグカツ

ビックカツは、ソースカツ同様、赤ワインに合わせることができます

小さいながら、ソースの味がしっかりと付いているので、ミディアムボディまでの赤ワインと一緒にお楽しみください。

ひと手間かけて一つ上のランクへ!ワインに合うおつまみ4選

知り合いに上等なワインをもらえたりしたときは、合わせるおつまみもこだわりたいですよね。

ひと手間かけるだけでとても簡単にできるおつまみがありますので、以下の4つを紹介します。

  1. ガーリックトースト
  2. 素焼きししとう
  3. サーモンとライムのタルタル
  4. まるごとしいたけのオーブン焼き

作り方など、詳しく説明するので順番に見ていきましょう。

ガーリックトースト

にんにくの香りが舞うガーリックトーストは、白ワインとの相性が抜群です。

また、ガーリックバターは作り置きでき、次回以降はパンに塗って焼くだけなので、とても簡単にワインと楽しむことができます。

材料

  • バター 100g
  • にんにく 1個
  • パセリ おこのみ

作り方

  1. バターを冷蔵庫から出して常温に戻しておく。
  2. 刻んだパセリとおろしたニンニクをバターに入れて混ぜる。ガーリックバター完成。
  3. パンにガーリックバターを塗って焼く。
  4. 白ワインとともにお楽しみください。

素焼きししとう

素焼きししとうはその名の通り、ししとうをただ焼いたものです。こちらも白ワインと合わせることができます

ししとうを、油を引かずにフライパンで焼いていってください。

その際に、少しだけ塩を振っておくとより美味しく仕上がります。

サーモンとライムのタルタル

タルタルというのは、生の肉や魚にオリーブオイルやドレッシングで味付けして食べるフランス料理です。

白ワインと合わせるのがおすすめですが、ミディアムボディ以下の軽めのものでしたら赤ワインとも合わせることができます。

作り方は簡単ですので、ぜひ試してみてください。

材料

  • 生サーモン お好きな分だけ
  • ライム 1個
  • オリーブオイル 適量

作り方

  1. サーモンの皮をはいで1cm角程度のぶつ切りにする。
  2. 少し塩で味付けして、オリーブオイルを全体になじむ程度入れる。
  3. ライムの皮を好きなだけ削る。
  4. 白ワインか、ミディアムボディ以下の赤ワインとお楽しみください。

まるごとしいたけのオーブン焼き

日本のしいたけ自体がとても美味しいので、そのままオーブンに入れるだけで美味しいおつまみが作れます。

ワインと合わせる場合は赤ワインがおすすめです。

作り方がとっても簡単で美味しいので、気に入ったら普段の食卓に並べてみてはいかがでしょうか。

材料

  • しいたけ お好きな分だけ
  • 醤油 適量

作り方

  1. オーブンは180℃に予熱しておく。
  2. しいたけを洗って軸を落としたら、オーブンにさかさまに並べていく。少し塩を振る。
  3. オーブンで5~6分焼く。
  4. お好みで醤油をかけて完成。赤ワインとお楽しみください。

まとめ

今回は、本場フランスで定番のワインのおつまみから、スーパーやコンビニで買える簡単なおつまみを紹介しました。

ワインを飲む時に一緒に食べるおつまみはとても重要なものです。

お気に入りのおつまみを見つけて、ワインと共に素敵な夜を過ごしてください

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