ワイン好きの人がゲストとしてホームパーティに訪れたとき、ワインに合う料理が作れると相手はきっと大喜びすると思います。
1人で家でワインを楽しむときも、ピッタリな料理が作れれば一気に素敵な夜に。
今回は、白と赤に分けてワインに合う料理のレシピと作り方を紹介します。
気になる料理があったら是非作ってワインと合わせてみてください。
白ワインに合う料理8選
白ワインは赤ワインと比べて渋みが少なく、口当たりが軽いものが多いので、料理と合わせる場合はあまり重くないものと合わせましょう。
特にチーズ、生ハム、魚介を使った料理が白ワインとの相性が良く、その組み合わせは世界中で愛されています。
そんな白ワインに合う料理は以下の8つです。
- カプレーゼ
- 生ハム巻き
- ペペロンチーノ
- ピクルス
- ポテトサラダ
- 魚のカルパッチョ
- キッシュロレーヌ
- パエリア
それぞれ詳しく説明するので、順番に見ていきましょう。
カプレーゼ
カプレーゼはトマトとモッツァレラチーズで作るとても簡単なサラダです。
昨夜はアマトリチャーナとカプレーゼに赤ワインで優勝した。やはり真っ赤なトマトに赤ワインを合わせるとワインが通常の3倍のスピードでなくなってしまうな… pic.twitter.com/00MzXIY4ew
— komaking2002 (@jAXpz5HTqSW8hsW) July 22, 2020
白ワインと相性が良く、見栄えも良いのでホームパーティにピッタリの一品となっております。
材料
- トマト 3個
- モッツァレラチーズ 3個
- バジル 適量
- オリーブオイル 適量
作り方
- トマトとモッツァレラチーズを薄くスライスしてお皿に並べる。
- バジルを散らし、オリーブオイルをかけて完成。
食べる直前に全体に塩を振ってから食べると、よりチーズとトマトの味がして美味しくなりますし、本場イタリアではバジルの代わりにオレガノというハーブをかけて食べたりします。
オレガノは、スーパーなどで乾燥タイプのものが売られており、簡単に手に入るのでバジルの代わりに全体に散らしてみても美味しいですよ。
生ハム巻き
生ハム巻きも、白ワインと相性が良く、茹でた野菜を生ハムで巻くだけでとても簡単なのでおすすめです。
生ハムだけでも美味しいワインのつまみになるのですが、野菜を巻くことによっておしゃれに食卓に並べることができますよ。
材料
- 生ハム 12枚
- 野菜(ブロッコリーやアスパラガスなど)
作り方
- お好きな野菜を塩水で茹でて冷ましておく。
- 生ハムで一つずつ巻いて、胡椒を振って完成。
生ハムは冷蔵庫から出したばかりの冷えた状態よりも、常温のほうが脂のくちどけが良く美味しいので、食べる前に冷蔵庫から出しておきましょう。
ペペロンチーノ
ペペロンチーノも白ワインとの相性が良いのでおすすめです。
ペペロンチーノと白ワインで乾杯いたします。#ツイッター晩酌部 pic.twitter.com/MquOlQJckK
— ナオミ (@naomi_fgjm) February 16, 2020
普段作るものよりも、白ワインと合わせることを考えてニンニクを少し多めにすると、白ワインをより楽しめます。
また、ペペロンチーノのようなパスタが一つあるとお腹が膨れて、料理が足らないという事態を免れることができるのもおすすめできるポイントです。
材料(4人分)
- パスタ 400g
- にんにく 3片
- タカのつめ 1個
- パセリ 適量
- オリーブオイル 適量
作り方
- 沸騰したお湯に塩を入れて、パスタを表示時間よりも1分短く茹でる。
- 鍋にオリーブオイルを引いて、みじん切りにしたにんにくとタカのつめを弱火で炒める。
- にんにくが焦げそうになったらパスタのゆで汁を少し加えて、温度を下げる。
- パスタが茹で上がったらパスタだけを直接鍋に入れる。
- 混ぜ合わせて、茹で汁で塩分と水分を調整して、みじん切りにしたパセリを加えてさっと混ぜる。
- オリーブオイルを少し加えて完成。
タカのつめは、割って中の種を出してから炒めるとより辛く仕上がります。
辛いものが苦手な方は、まるごとにんにくと一緒に炒め、ある程度炒めたら取り出しましょう。
ピクルス
ピクルスは保存が利き、白ワインともよく合うのでおすすめです。
作り方もとても簡単で美味しいので、ぜひチャレンジしてみてください。
材料
- きゅうり、ズッキーニ、パプリカ、長ネギ、たまねぎ、セロリ、ブロッコリーなどの野菜
- 水 140g
- お酢 90g
- はちみつ 45g
作り方
- 野菜を1口大の大きさに切って、タッパーに入れておく。
- 水とお酢とはちみつを合わせて火にかける。
- 沸いたら野菜を入れたタッパーに注ぐ。粗熱を取って冷蔵庫で保存する。
- 1晩漬けて完成。
ピクルスは、汁に漬けてある状態なら3週間ほどは日持ちします。
野菜は色とりどりのものを選ぶと鮮やかに見えるので、なるべくたくさんの種類の野菜を選びましょう。
ポテトサラダ
日本では定番おかずのポテトサラダも、白ワインとの相性が良いのでおすすめです。
こちらもペペロンチーノ同様、白ワインと合わせることを考えていつもより胡椒を利かすなどすると、より楽しめるかと思います。
材料
- じゃがいも 4個
- たまねぎ 1/2個
- にんじん 1/2本
- きゅうり 1/2本
- ハム 4枚
- 胡椒
- マヨネーズ 150g
作り方
- たまねぎ、にんじん、きゅうり、ハムは小さめに切っておく。
- じゃがいもは洗って濡れたままラップし、500wで7分ほどレンジで加熱する。
- じゃがいもに火が通ったら皮をむいてボウルに移し、熱いうちに木べらなどを使って崩す。
- 全ての材料を混ぜ合わせて、塩・胡椒で味付けして完成。
ポテトサラダ単体で食卓に並べても良いと思いますが、クラッカーなどを横に添えたりして食べ方にバリエーションを持たせるとより楽しいホームパーティになりますよ。
白身魚のカルパッチョ
白身魚のカルパッチョは白ワインとの相性が非常に良いのでおすすめです。
また、盛り付けや付け合わせでアレンジが利くので、お好みのものを白身魚と合わせてください。
材料
- 白身魚(タイ、ヒラメ、アジなど) 2尾
- たまねぎ 1/2個
- レモン汁 適量
- オリーブオイル 適量
作り方
- たまねぎを極薄切りにスライスする。白身魚も薄めにスライスする。
- レモン汁少量と、その3倍の量のオリーブオイルを混ぜ合わせておく。
- お好きなように玉ねぎと白身魚を盛り付けて、レモン汁とオリーブオイルを合わせたものを全体にかけて完成。
白身魚の付け合わせとしては、たまねぎ以外に、にんじんや葉野菜などがおすすめです。
魚を使うので多少値段が張りますが、白ワインとの相性は抜群なので、ぜひ試してみてください。
キッシュロレーヌ
キッシュロレーヌとは、パイ生地にたまねぎやベーコンを入れたところに、クリームや卵を混ぜたものを流し込んで焼いたタルトのようなものです。
こちらも白ワインとの相性が良いのと、ホームパーティなどで切り分けて出すことができるのでおすすめです。
材料(15cmのタルト型1台分)
- パイ生地 1枚
- たまねぎ 1/2個
- ベーコン 80g
- 卵黄 1個
【アパレイユ】
- 生クリーム 200g
- チーズ 100g
- たまご 3個
- 塩・胡椒 少々
- ナツメグ 少々
作り方
- たまねぎは薄くスライスし、ベーコンは玉ねぎと同じ大きさに切る。オーブンは180度に予熱しておく。
- 【アパレイユ】の材料を混ぜ合わせる。
- パイ生地を伸ばして型に敷きつめる。つまようじなどで生地に穴をあけておく。
- タルトストーンを置き、180度のオーブンで15分ほど焼く。
- 焼いたら一度オーブンから取り出し、タルトストーンを外して、卵黄をタルト生地に塗る。
- たまねぎ、ベーコンを中に置き、アパレイユを流し込む。
- 180度のオーブンで再び15分ほど焼く。
- 焼きあがったら型から外して完成。
もし焼き色が付かないようでしたら、オーブンの温度を200度くらいまで上げて、様子を見ながら表面に焼き色をつけましょう。
また、今回はたまねぎとベーコンを入れましたが、ほうれん草やハムなど、中に入れるものは色々とアレンジが利きますので、ご自身の好きな食材に変えて作ってみてください。
パエリア
他のものと比べて難易度が高そうなパエリア。
本日のスペインワイン。
La Quinta Elementahttps://t.co/pOZKg0wQFc
スペインなので、アサリとエビのパエリア作りました。サフランはギリシャ・コザニ産✨✨
(がんばった時だけ写真うp) pic.twitter.com/6iDPEUgKyC— bouno (@bouno) September 13, 2020
実際はイメージほどは難しくないうえ、見栄えも良く、白ワインに合うメインの料理としても活躍できるのでおすすめです。
材料(4人分)
- 米 400g
- エビ お好きなだけ
- ムール貝 お好きなだけ
- たまねぎ 1個
- パプリカ 2個
- にんにく 3片
- サフラン 適量
作り方
- たまねぎとパプリカは薄くスライスし、にんにくはみじん切りにする。
- 大きめの鍋でにんにくをまず炒め、良い香りがしてきたらたまねぎとパプリカを加えて炒める。
- ある程度炒めたら、サフランと米を加えて混ぜる。
- 混ざったら材料の0.5cm上まで浸かるくらいの水を入れて、蓋をして弱火で煮込む。
- 15分~20分ほど経ったらエビとムール貝を並べて蓋をして火を通す。
- エビとムール貝に火が通り、水分がなくなってきたら完成。
水の代わりに魚や鳥のブイヨンを使うとより美味しく仕上がりますが、一から仕込むのは大変なので、その場合は顆粒タイプのものを使ってください。
また、米に火が入る前に水分がなくなってしまった時は少しずつ水を加え、逆に水分が多かったときは蓋を外して水分を調整すると美味しく仕上がりますよ。
赤ワインに合う料理8選
赤ワインは白ワインと比べて渋みが強く、口当たりが重いものが多いので、料理と合わせる場合はマグロや牛肉などの味が濃いものと合わせましょう。
赤ワインに合う料理は以下の8つです。
- きんぴらごぼう
- ボロネーゼパスタ
- レバーペーストのカナッペ
- パテ・ド・カンパーニュ
- マグロのタルタル
- ビーフシチュー
- 牛肉のカルパッチョ
- 豚肉の赤ワイン煮込み
それぞれ詳しく説明するので、順番に見ていきましょう。
きんぴらごぼう
きんぴらごぼうは日本人に親しまれている料理の一つですが、赤ワインと相性が良いのでおすすめです。
材料
- ごぼう 200g
- にんじん 50g
- ごま油 適量
- 白ごま 適量
- しょうゆ 20g
- みりん 20g
- 七味 適量
作り方
- にんじんとごぼうは細切りにし、ごぼうは水にさらしておく。
- フライパンに油を引いてごぼうとにんじんを軽く炒める。
- しょうゆとみりんを加えて水分がなくなるまで炒める。
- 白ごまと七味を振りかけて完成。
ホームパーティの際に、きんぴらごぼうのような馴染みのある料理が一つあると食卓が落ち着きますし、作り方もとても簡単ですので、ぜひ作ってみてください。
ボロネーゼパスタ
ミートソースとも呼ばれております。こちらも、赤ワインと相性が良いのでおすすめです。
偶にはボロネーゼを作ってみた。
いざ国産ワインとのマリアージュは如何に? pic.twitter.com/1Cda0yTEhp— 達海 (@NineballBreaker) February 10, 2017
ペペロンチーノ同様、これさえあればお腹が膨れて、料理が足らないという事態を免れることができるので、メニューの一つに入れてみてはいかがでしょうか。
材料(4人分)
- たまねぎ 1/2個
- にんじん 1本
- にんにく 2片
- ひき肉 200g
- トマト缶 400g
- パスタ 400g
作り方
- たまねぎ、にんじん、にんにくはみじん切りにする。
- 鍋にたまねぎ、にんじん、ニンニクを入れて炒める。
- ある程度炒めたらひき肉を加えて炒める。
- ひき肉の色が変わったらトマト缶を入れて20分くらい弱火で煮込む。
- ソースが完成したら、沸騰した塩水でパスタを表示時間より1分短く茹でる。
- 茹で上がったらざるで水を切ってソースに加える。
- お皿に盛り付けて完成。
トマト缶を入れて煮込む際に、鍋底がこびりつくのでたまにかきまぜましょう。
また、ボロネーゼソースはラザニアなどにも使えますので、ホームパーティのときなど、見栄えを意識するならラザニアにするのがおすすめです。
レバーペーストのカナッペ
カナッペとは、焼いたバゲットの上に色々な食材を乗せて楽しむ料理です。
トマトやサーモンなどを乗せることが多いのですが、レバーペーストは赤ワインとの相性が抜群なので、これがあるとゲストもきっと大喜びかと思います。
材料
- 鶏レバー 200g
- たまねぎ 1/2個
- にんにく 1片
- バター 20g
作り方
- にんにくとたまねぎは薄くスライスする。
- フライパンにバターを引いてにんにくとたまねぎを炒めて少し塩を振る。
- たまねぎがしんなりしてきたら、鶏レバーを加えて炒める。
- 鶏レバーに火が入ったら、ミキサーで回す。
- 粗熱を取って完成。
もし、ミキサーで回す際に水分が足りなくて回らないときは、溶かしバターかオリーブオイルを加えて混ぜてください。
また、たまねぎを炒めるときにローリエやタイムなどの香草をいれて一緒に炒めるととても美味しくなります。
その際は、ミキサーで回す前に取り除いてください。
パテ・ド・カンパーニュ
パテ・ド・カンパーニュは豚ひき肉を型に入れて焼いたもの。
手間はかかるのですがこれを作ると見栄えも良いですし、赤ワインとの相性も良いのでおすすめです。
材料(28cm×8cm×6cmのテリーヌ型)
- 豚ひき肉 800g
- たまねぎ 1個
- にんにく 5片
- パセリ 適量
- たまご 2個
- 牛乳 50g
- 赤ワイン 30g
- 塩 8g
作り方
- にんにく、たまねぎ、パセリは細かいみじん切りにする。型の底にアルミホイルを敷いておき、オーブンは180度に予熱しておく。
- 全ての材料を粘りが出るまで混ぜ合わせる。
- 型に具を詰め込み、オーブンに入れて2時間ほど焼く。
- 表面が焦げそうになったら温度を120度に落とす。
- 2時間経ったらオーブンから出して粗熱を取る。
- 粗熱が取れたら型から取り出して切り分けて皿に並べて完成。
鶏や豚のレバーを加えると、より赤ワインとの相性が良くなるので、スーパーでレバーが安く売っていた時はひき肉と一緒に混ぜ込むのをおすすめします。
その際は、分量を気にせずに入れてしまっても問題がないですが、あまりにもレバーの量が多い時はひき肉の量を少しだけ減らしましょう。
マグロのタルタル
タルタルとは、ぶつ切りにした魚や肉にオリーブオイルなどで味付けをしたものです。
白身魚は白ワインと相性が良いですが、マグロのような赤身の魚は赤ワインと相性が良いので、赤ワインと合わせましょう。
材料
- マグロ 300g
- パセリ 適量
- ごま油 10g
- 醤油 3g
- レモン汁 3g
- 葉野菜 お好きなだけ
作り方
- マグロは1cmくらいのぶつ切りにし、パセリは細かく刻んでおく。
- ボウルに全ての材料を混ぜ合わせる。
- お皿に葉野菜を並べて、その上にマグロを盛りつけて完成。
葉野菜は、キャベツやレタス何でもいいのですが、一緒にアボカドなどがあるとより美味しくなります。
こちらもカルッパチョ同様、マグロと合わせる付け合わせを色々と変えることができるので、ご自身でお好みのアレンジをしてみてくださいね。
ビーフシチュー
ビーフシチューは赤ワインとの相性が非常に良いのでおすすめです。
自宅で肉フェス夜の部開催です🎵
オッチャン特製のビーフシチューです( •̀∀•́ )✧ 上ほほ肉なのでトロットロですよ!実はニンジンがヤバイ美味さです❤️🥕
マリアージュさせるワインはローヌワイン🍷古木から作られているので味にパンチがあります。濃いシチューにも良く合います😋 pic.twitter.com/lmX708LiV5— mana (@jcw_master) September 18, 2017
濃いシチューの味が赤ワインの良さを引き立てます。
材料(4人分)
- 市販のビーフシチュー用のルー 1/3箱
- 牛肉(肩ロース) 300g
- たまねぎ 1個
- じゃがいも 1個
- にんじん 1本
- 赤ワイン 50g
作り方
- たまねぎは厚めにスライス、じゃがいもとにんじんと牛肉は一口大に切る。
- 鍋に油を引いてたまねぎ、じゃがいも、にんじん、牛肉を炒める。
- たまねぎがしんなりしてきたら赤ワインを加え、沸かしてアルコールを飛ばす。
- アルコールが飛んだら、水を具材の2cm上くらいまで加える。
- 沸いたらアクを取り、弱火で20分ほど煮込む。
- ルーを割り入れて溶かし、再び弱火で10分ほど煮込む。
- お皿に盛り付けて完成。
こちらは、基本的なビーフシチューに赤ワインを加えて、より赤ワインとの相性を高めものになります。
ローリエやタイムなどの香草があれば、野菜を炒める時に入れるとより美味しく仕上がりますし、提供する際には食べ方にバリエーションを持たすために、パンなどを添えて提供するのがおすすめです。
牛肉のカルパッチョ
牛肉のカルパッチョも赤ワインとの相性が良いのでおすすめです。
少し値段が張りますが、作り方はとても簡単なので、ぜひ作ってみてください。
材料
- 牛肉(ブロックのもも肉やフィレなど) 500g
- 塩・胡椒 適量
- オリーブオイル 適量
- 盛り付け用の葉野菜など お好きなだけ
作り方
- 牛肉は冷蔵庫から出して常温に戻しておく。
- 鍋に油を引いて熱する。
- 脂から煙が少し出てきたくらいで牛肉の全体に塩を振り、焼いていく。
- 全体が焦げるくらい焼けたら、まな板に移して薄くスライスする。
- お皿に牛肉と葉野菜を盛り付けて、塩とオリーブオイルを振りかけて完成。
牛肉を焼くときのポイントは、しっかりと鍋を熱してから焼くことです。
また塩を振るときは、ゲランドの塩などの粒子が大きめのものを使うと、食感に違いができてより美味しくなりますよ。
豚肉の赤ワイン煮込み
豚肉の赤ワイン煮込みも赤ワインとの相性が非常に良いです。
豚肉ではなく牛ほほ肉を使うのが一般的ですが、牛ほほ肉は値段が張り、スーパーで簡単に手に入らないので豚肉を代用しましょう。
材料
- 豚肉(ブロックのバラ肉や肩ロースなど) 1kg
- にんじん 2本
- たまねぎ 3個
- セロリ 1/2本
- にんにく 3片
- 赤ワイン 500g
作り方
- にんにくとたまねぎはスライスにし、にんじんとセロリは一口大ほどの大きさに切っておく。
- 鍋に油を引いて豚肉に塩を振り、焼いていく。
- 全体に焼き色が付いたら、一度鍋から豚肉を取り出し、油を捨てる。
- 豚肉を焼いていた鍋に全ての野菜を入れて炒める。
- たまねぎがしんなりしてきたら赤ワインを加えて沸かしてアルコールを飛ばす。
- アルコールが飛んだら豚肉を入れて弱火で2時間ほど煮込む。
- 豚肉が柔らかくなったら火を止めてそのまま粗熱を取る。
- 完全に冷めたら豚肉を取り出し、煮汁をざるで漉して煮詰める。
- とろみが付いたら、豚肉をお皿に盛りつけて煮汁をかけて完成
上記のように、煮込んだ豚肉を一度取り出して、煮汁を煮詰めてからソースとして豚肉にかけるととても美味しくなります。
多少手順は長いですが、ホームパーティのメインの料理としては十分すぎるほど赤ワインとの相性が良いので、時間があるときはぜひチャレンジしてみてください。
デザートワインと合わせよう!簡単デザート2選
料理が食べ終わったらやっぱりデザートも楽しみたいですよね。
ワインの中にはデザートワインと呼ばれる甘いものと合わせるワインがあるので、デザートも作れるようになっておきましょう。
とても簡単な赤ワインと白ワインに合うデザートを一つずつ紹介するので、興味があったら是非作ってみてください。
イチジクのキャラメリゼ
イチジクのキャラメリゼとは、砂糖を焦がしたカラメルをまとったイチジクのことです。
イチジク自体が赤ワインとの相性が良いのですが、キャラメルの味を付与することによって、より赤ワインとの相性を高めるものとなっております。
材料
- イチジク 6個
- 砂糖 30g
- バター 5g
- 水 10g
作り方
- イチジクは1/4の大きさに切る。
- フライパンにバターを溶かしてイチジクを軽く炒める。
- 軽く炒めたら砂糖を入れて再度炒める。しばらくすると水分が飛んで焦げてくる。
- しっかりと焦がしたら水を入れて色を止める(跳ねるので注意してください)。
- カラメルをまとわせてお皿に盛り付けて完成。
イチジクだけだと少し寂しいという方は、バニラアイスを添えましょう。
イチジクのキャラメリゼ
おいしい
幸せ。 pic.twitter.com/ikQLSuSNLb— M@na (@Kiyo_Doll) October 15, 2016
温かいイチジクのキャラメリゼと冷たいバニラアイスの温度差で、レストランのデザートに負けない味になるので、ぜひ作ってみてください。
洋梨のコンポート
洋梨のコンポートは、洋梨をシロップで煮たものです。
今回はシロップだけでなく白ワインで煮ることによって、より白ワインとの相性を高めたものになっております。
材料
- 洋梨 4個
- 水 300g
- 白ワイン 300g
- 砂糖 200g
作り方
- 洋梨は半分に切る。
- 水と白ワインと砂糖を入れて沸かす。
- 沸いたら洋ナシを入れて弱火で1時間ほど煮込む。
- 火を止めて粗熱を取り、シロップに漬けたまま冷蔵庫で冷やす。
- お皿に盛り付けて完成。
洋梨を煮込む時間が短くなると食感が残り、長くなるとより柔らかくなります。
ただし、煮込みすぎると原型がなくなってしまうほど柔らかくなるので、注意しましょう。
また、シロップに漬けて保存しておけば3週間ほど日持ちしますので、タッパーやジップロックで保存する場合は、シロップも一緒に保存しましょう。
まとめ
今回はワインに合う料理を赤と白に分けて紹介しました。
簡単なものから本格的なものまでありますので、気になる料理には積極的に挑戦してみてください。
また、心を込めて作れば、どの料理を作ってもきっとゲストは喜んでくれると思いますよ。
1人の夜も美味しい料理があれば、最高の時間が過ごせるはずです。