紅茶を購入したら、どのように保存しているでしょうか。
紅茶は開封してから時間が経つと、どんどん香りや味が劣化してしまいます。
そのため、紅茶は正しい保管場所で、適した容器で保存する必要があるのです。
そこで、今回は紅茶の正しい保存方法についてご紹介します。
紅茶は保存しないと劣化する!
紅茶は適した場所と容器で保存しないと劣化してしまいます。
せっかく手に入れた紅茶が劣化するのは悲しいものです。
したがって、大切にしたい茶葉はしっかりと保存しましょう。
結婚祝いにお友達から紅茶を頂いたので久しぶりに気合を入れてしっかり淹れてみました☺️
そして茶葉はメイソンジャーをもらったのでそちらでがっちり保存!
weddingっていう茶葉ー!すごく素敵な香りで幸せいただきました🌸 pic.twitter.com/VAMwGTAgxp— のろ (@aitetete) April 15, 2018
また、紅茶が劣化する原因を知っておくことで、おいしい状態で飲むことができます。
紅茶が劣化する5つの原因
紅茶が劣化する原因は、「日光」「湿度」「臭い」「酸化」「温度変化」の5つです。
これらの原因を避けることで、紅茶の劣化をできるだけ防ぐことができます。
紅茶の保管場所を決めるときは、劣化する原因となるものがないところを探すようにしましょう。
紅茶が劣化するとどうなる?
紅茶を正しく保存しないと、紅茶独特の良い香りが無くなってしまったり、風味が落ちてしまったりします。
特に、日光や湿度の影響を受けやすいです。
保存方法によっては、数週間経つと味が変わってしまう場合があるので注意しましょう。
紅茶をおいしく飲める期間
紅茶の賞味期限は、1年〜2年と記載されていることが多いですが、それは未開封の状態での期限です。
開封したらどんどん香りや風味が抜けてしまうので、2ヶ月程度で飲みきるのが理想です。
2ヶ月以内でもできるだけ劣化させないように保存しましょう。
紅茶の保存場所を決める4つのポイント
紅茶を保存する場所を決める際は、4つのポイントを意識するようにしましょう。
- 涼しい場所
- 強いにおいがない場所
- 湿気の少ない場所
- 光が当たらない場所
紅茶を冷蔵庫で保管している人もいますが、おすすめできません。
冷蔵庫で保管しておくと、他の食材などのにおいが移ってしまうことがあります。
また、紅茶を冷蔵庫から出したときに室温との差で容器に水滴がついてしまい、湿気をおびてしまいます。
ライトや日光に当たる場所を避けて、水回りや炊飯器のなど湿気の多い場所も避けるようにしましょう。
コンロの近くやエアコンの近くなど、温度が上昇しやすい場所もNGです。
棚の中や薄暗いパントリーなどがおすすめです。
紅茶を保存するおすすめの容器
紅茶を保存するときは、場所だけではなく容器にもこだわることでより鮮度を保つことができます。
アルミ製や陶器など、遮光性と密閉性のある容器がおすすめです。
ガラス製の容器に保存すると光を通してしまうので、密閉されていても風味が落ちてしまいます。
チャック付きのアルミ製の袋で保存する場合は、しっかりとチャックを閉めましょう。
また、パッキンがついている紅茶缶も密封効果が高く、湿気も防ぐことができるので良いです。
紅茶缶に入れてからジップロックに入れることで、劣化を最小限に抑えることができます。
紅茶を開け閉めするたびに酸化してしまうので、茶葉を小分けにしてから容器に入れると酸化を少なくできます。
木製スプーン付き キャニスター
茶葉をすくうためのスプーンがついているキャニスターは、遮光性に優れた容器です。
密閉度も高いので湿気から防げるでしょう。
可愛らしいくすみカラーを6色用意しているので、お部屋に置いておくだけでインテリアにもなります。
商品例:木製スプーン付き キャニスター
ブラックピーマン コーヒー缶
ブラックピーマンのようなコーヒー缶の容器はつや消し仕上げとなっており、長く使っても外観が損なわれにくいという特徴があります。
コーヒー缶という名前ですが、紅茶や緑茶の茶葉にも使えます。
遮光性に優れた容器なので、紅茶の茶葉をそのまま入れても良いですし、袋やティーバックごと入れるのも良いでしょう。
商品例:ブラックピーマン コーヒー缶
密閉 保存容器 フレッシュロック
プラスチックで作られた容器も紅茶の保存には使われます。
衝撃に強いので落としても割れにくいです。
また、透明な蓋なので中を開けずに確認できます。
シリコンパッキンも使われているので、湿気にくい作りになっています。
遮光性はあまり高くないため、棚の中など光が当たらないところで保管するのがおすすめです。
商品例:密閉 保存容器 フレッシュロック
LOLO キャニスター
LOLOのキャニスターは、四角い形が特徴の可愛らしい容器です。
磁気と天然木から作られているので、触ったときも温かみを感じる仕上がりになっています。
パッキンがついているので湿気からも守ってくれます。
商品例:LOLO キャニスター
HARIO 珈琲キャニスター Lサイズ
HARIOの珈琲キャニスターのような容器は、紅茶を保存するのにもぴったりです。
1,000mlと大容量で、紅茶の茶葉だとだいたい300g入れることができます。
そのため、普段からたくさん紅茶を飲む人におすすめです。
密閉性が高いので風味が損なわれにくいでしょう。
保存に失敗したとき!劣化した紅茶の活用法
紅茶の保存に失敗してしまい、風味や香りが落ちてしまった茶葉を有効活用する方法があります。
それは、靴箱や棚などに入れて除湿剤や消臭剤の代わりにすることです。
靴の中に入れる除湿剤作ったよ
紅茶入れたからいいにおいするお(*^^*) pic.twitter.com/TlZpPjYH— 空き箱💘愛の⛺キャンパー⛺ (@st066053) November 14, 2012
においや湿気を吸収しやすいという特性を活かすことができます。
ガーゼ袋などに入れて置いておくだけで除湿や消臭の効果があります。
劣化しないように紅茶はこまめに買うべき
紅茶は一度にたくさん買うのではなく、50g程度の少ない量をこまめに買うことがおすすめです。
大容量のものは安く売られていてお得な場合がありますが、なるべく新鮮な状態で飲むためにこまめに買うと良いでしょう。
缶入りの紅茶は量が多いことがあるので、袋入りの紅茶を選ぶのも良いです。
まとめ
紅茶は開封したらすぐに飲むのがおすすめです。
しかし、紅茶を頻繁に飲まない人や、大量の茶葉を購入した人などは、「久しぶりに紅茶を飲もうとしたら味が変わっていた」ということもあるでしょう。
正しい紅茶の保存方法を知っておくことで、時間が経っても劣化を最小限に抑えることができます。
紅茶を購入した際には、正しい保存方法で管理をして、おいしい紅茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。