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コーヒー豆の焙煎とは?8つの度合いや自家焙煎方法を徹底解説!

2019 12/26
コーヒー豆の焙煎とは?8つの度合いや自家焙煎方法を徹底解説!

「コーヒー豆の焙煎って何だろう?」とお調べですね。

コーヒー豆の焙煎度合には8つの段階があり、焙煎方法は実は何通りもあります。

焙煎の基本知識を身につけたら、普段のコーヒーをより自分好みに楽しめてコーヒートークも盛り上がるはずです。

そこで今回は、コーヒー豆の焙煎について見ていきます。

コーヒーの焙煎に詳しくなって、ワンランクアップしたコーヒータイムを送りましょう。

目次

コーヒー豆の焙煎とは?

コーヒー豆の焙煎とは、コーヒーの生豆を加熱していく工程のことです。

焙煎は、ローストともいいます。

コーヒーの木から収穫され、精製された状態の生豆は白っぽい薄緑色です。

味わいも香りもないので、そのままでは飲めません。

焙煎することにより、生豆のアミノ酸や糖類といった成分に化学変化が生じ、コーヒー特有の味わいや香りが引き出されます。

同じコーヒー豆を使っても、焙煎の度合いによって酸味や苦味などコーヒーの風味は大きく変化するのです。

焙煎は、コーヒーの味わいを決める最も重要な工程となっています。

コーヒー豆の焙煎度8段階と味の特徴

焙煎度は大きく分けると「浅煎り、中煎り、深煎り、極深煎り」の4つです。

それぞれさらに2つに分かれ、全部で8つの段階に分けられています。

  1. ライトロースト
  2. シナモンロースト
  3. ミディアムロースト
  4. ハイロースト
  5. シティロースト
  6. フルシティロースト
  7. フレンチロースト
  8. イタリアンロースト

一般的に、焙煎時間が長ければ長いほど、酸味が減って苦味が強くなっていきます。

8種類の風味や香りを詳しく見ていきましょう。

ライトロースト

8段階中最も焙煎時間が少ないのがライトローストです。

生豆の緑色がまだ少し残っているような、少し緑がかった薄小麦色の状態となります。

コーヒーの香りもほとんどしないくらい浅い焙煎度で青臭さが際立って感じられるので、取扱いのある店舗はほとんどありません。

シナモンロースト

その名の通りシナモンのような薄茶色で、2番目に浅い焙煎度なのがシナモンローストです。

ライトローストと合わせて浅煎りに分類されています。

コーヒー豆の成分が徐々に酸味に変化してきた段階で、味わいはすっきりさわやか。

苦味がまだほとんどなく、柑橘系の酸味が特徴です。

ミディアムロースト

ミディアムローストは、8段階中3番目に浅い焙煎度です。

アメリカンコーヒーを淹れるのによく用いられているため、アメリカンローストとも呼ばれています。

酸味が強い一方で、苦味やコクを感じはじめるミディアムローストは、口当たりの軽さが人気です。

コーヒー豆の品質の差が最も味に出やすい焙煎度でもあります。

ハイロースト

8段階中4番目、共に中煎りと分類されるミディアムローストより少し焙煎が進んだ段階がハイローストです。

酸味と苦みのやさしいバランスが特徴的だとされています。

クセがなく飲みやすいため、レギュラーコーヒーとして広く用いられている焙煎度です。

シティロースト

深煎りの分類に入るのがシティローストです。

ハイローストと同様に酸味と苦味の調和がよく、広く市販されています。

豆は照りのあるこげ茶色になり、コクのある苦味が感じられる焙煎度合です。

フルシティロースト

フルシティローストは8段階中3番目に焙煎時間が長く、苦味が強調されてくる段階です。

豆の色合いはダークブラウンになり、酸味が少し残っています。

コク深い甘みある苦味が特徴的で、アイスコーヒーやエスプレッソによく用いられる焙煎度合いです。

フレンチロースト

フレンチローストは、8段階中2番目に深い焙煎度で極深入りに分類されます。

酸味がほとんど感じられず、苦みが際立つ焙煎度合なのでエスプレッソでも人気です。

また濃厚なコクと香りがあるため、カフェラテやウィンナーコーヒーなどのアレンジコーヒーにも向いています。

イタリアンロースト

イタリアンローストは、最も焙煎が進んだ度合となっています。

コーヒー豆の色が真っ黒になるまで焙煎され、強烈な苦味と焦げたような香ばしい香りが特徴です。

苦味の強いコーヒーが好みの人におすすめの、スモーキー感ある味わいを楽しむことができます。

以上、コーヒーの焙煎度合い8段階を見てきました。

ここからは、コーヒーの焙煎方法についても確認していきましょう。

コーヒーの4つの焙煎方法

コーヒー豆の焙煎方法には、大きく分けて4つの方法があります。

  1. 直火式焙煎
  2. 熱風式焙煎
  3. 半熱風式焙煎
  4. 炭焼き焙煎

それぞれの方法について、順番に見ていきます。

直火式焙煎

直火式焙煎とは、コーヒーの生豆に直接火をあてて煎る方法です。

多くの場合、パンチングメッシュになっている回転ドラムに生豆を入れ、ドラム直下にある熱源からコーヒー豆を焙煎します。

火力が変わるとコーヒーの風味も変わる焙煎方法です。

熱風式焙煎

熱風式焙煎とは、コーヒーの生豆に外部バーナーから熱風を送って焙煎する方法です。

シリンダー状の筒に高温の熱風を吹き込ませます。

生産効率が高く、仕上がりが均一になるのが特徴です。

半熱風式焙煎

半熱風式焙煎とは、直火式と熱風式を掛け合わせた焙煎方法です。

回転ドラムの直下に熱源がありますが、ドラム側面に穴は無く、熱風を送り込んで焙煎します。

直火より安定して焙煎できる一方、熱風式より焙煎の幅が生じる方法です。

炭焼き焙煎

炭焼き焙煎とは、炭火直火焙煎とも呼ばれる直火式焙煎の一種です。

コーヒーの生豆に直接炭火をあてて焙煎します。

遠赤外線効果でコクをよく引き出せる方法です。

以上、4つの焙煎方法を見てきました。

焙煎によってコーヒーの味が変わるということで、「自分でもやってみたい」と思った方もいるのではないでしょうか。

ここからは、コーヒーを自宅で焙煎するやり方を見ていきましょう。

コーヒーを自宅で焙煎!必要な道具は?

実は大掛かりな装置がなくとも、自宅でコーヒーを焙煎できます。

「コーヒー豆を自家焙煎したい!」と思ったら、以下の材料と必要器具を揃えましょう。

  • コーヒーの生豆
  • 手網
  • ザル
  • 軍手
  • ガスコンロ
  • スケール
  • ドライヤーまたはうちわ

準備ができたら、具体的な自家焙煎の方法を見ていきます。

コーヒーの自家焙煎方法4ステップ

コーヒーを自家焙煎する具体的な手順を見ていきます。

  1. 生豆を計量して欠点豆を取り除く
  2. 手網に生豆を入れて火にかける
  3. 1ハゼと2ハゼを確認する
  4. 焙煎完了!一気に冷ます

この4ステップを行えば、コーヒーを自家焙煎できるのです。

それぞれの工程について、確認していきましょう。

ステップ1.生豆を計量して欠点豆を取り除く

まずコーヒーの生豆を計量します。

焙煎後のコーヒー豆は水分が飛んで2~3割ほど軽くなることを考えて、少し多めに測りましょう。

このとき、虫食い豆や欠けている豆、色やおかしい豆といった欠点豆を丁寧に取り除きます。

なぜなら、欠点豆が入ったままだと、コーヒーに雑味が出てしまい味わいが損なわれる原因になるためです。

よく注意してハンドピックしてください。

手網に生豆を入れて火にかける

欠点豆のハンドピックが終わったら、手網に生豆を入れて焙煎開始です。

最初は弱火にかけて、じっくりと焙煎しましょう。

ガスコンロから高さ30cmくらいの位置で、絶えず素早く揺すりながら加熱します。

だいたい3~4分経ったら、火から20cmくらいの高さに変えて豆の温度を上げていくと良いです。

その後6~9分間は15cmまで下げ、徐々に火に近づけます。

1ハゼと2ハゼを確認する

焙煎開始10分以降は、焦げないように火との距離を調整しながら焙煎していきます。

コーヒー豆の色合いを見ながら、好みの焙煎度合まで加熱していきましょう。

パチパチと音が鳴り始めたら「1ハゼ(爆ぜ)」です。

内部の炭酸ガスが耐えきれずに爆ぜて煙が立ち、少し焦げたような香りに変わってきます。

1ハゼが収まって1~2分すると、小さく鈍い音で「2ハゼ」の始まりです。

この2ハゼの頃になるとコーヒー豆は深煎り段階になっています。

音が完全に止まる頃には、極深煎りのイタリアンローストになるのです。

焙煎完了!一気に冷ます

好みの焙煎度合で火を止めたら、ザルに移して一気に冷まします。

豆が高温になっているので、火から外してもどんどん焙煎が進んでしまうためです。

コーヒー豆にうちわやドライヤーで風をあてて、短い時間で完全に冷やしましょう。

以上、自家焙煎のための4ステップでした。

気になる方はぜひ一度試してみてください。

最後に、焙煎した後のコーヒー豆の扱い方を見ておきましょう。

焙煎した後のコーヒー豆の扱い方

焙煎直後の豆は、香りも味わいもまだ落ち着いていないため、飲んでもおいしくありません。

コーヒーを最もおいしく飲めるのは、焙煎して2~3日後です。

以降、徐々に酸化が進むので、空気や湿度に触れないよう密閉容器に入れて、直射日光を避けて保存します。

焙煎後2週間以内に飲み終わるなら、常温保管でOK。

2週間以上経つと、コーヒー豆が完全に酸化して味や香りが損なわれます。

密閉容器に入れて冷凍庫保管であればおよそ1ヶ月間ほどは質の良い状態で保存可能です。

まとめ

コーヒー豆の焙煎について、焙煎度と味わいの違い、主な焙煎方法と自家焙煎手順をご紹介しました。

焙煎について知れば自分好みの焙煎度合いを選ぶことができ、コーヒーの選択の幅が広がります。

焙煎の基本知識を身につけて、より自分好みなコーヒーを楽しみましょう。

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