コーヒーに最適な砂糖の種類や量は?糖質についても解説!

「コーヒーに入れる砂糖の種類や量を知りたい」と、お調べではないでしょうか。

コーヒーに砂糖を入れる人はとても多いです。

一方で、砂糖の種類にまで気を配っている人は少ないですが、せっかくコーヒーを飲むのに自分に最適な砂糖を知らないのは損だと言えます。

そこで今回は、コーヒーに合う砂糖の種類や量、砂糖以外のコーヒーの楽しみ方を徹底解説!

砂糖の種類を知ることによって、今まで以上に美味しいコーヒーを楽しんでいきましょう。

目次

コーヒーに合う砂糖は?

コーヒーによく入れられる砂糖は以下の8種類です。

  1. グラニュー糖
  2. コーヒーシュガー
  3. ガムシロップ
  4. カソナード
  5. 上白糖
  6. ザラメ糖
  7. 三温糖
  8. 黒砂糖

どの砂糖をコーヒーに入れるのかで、味わいは変わります。

それぞれの砂糖について、順番に詳しく確認していきましょう。

グラニュー糖

グラニュー糖とは、細かい粒状に結晶させた精製糖のことを指します。

シンプルに甘さを加えて、スタンダードにコーヒーを楽しみたい方におすすめです。

クセがないので、スタバでも見かけるバニラシュガーを作るときもグラニュー糖が使われることが多いとされています。

コーヒーシュガー

コーヒーシュガーとは、グラニュー糖と味がよく似た氷砂糖にカラメル溶液を加えたものです。

カラメルがコーヒーの香りと相まって、より香ばしくなります。

また、小粒大に結晶化しているのは、味の変化を楽しむためなので意識してみると良いでしょう。

ガムシロップ

ガムシロップとは、砂糖と水、アラビアガムを煮て作ったものです。

液状になっているので、アイスコーヒーを飲むときによく使われます。

ガムシロップは手作りする人も多く、保存も利くのでよくアイスコーヒーを飲む方は是非チャレンジしてみてください。

カソナード

カソナードとは、フランス原産のブラウンシュガーです。

カラメルのような、独特な風味を持っています。

コーヒーシュガーと同様、コーヒーの香りをより香ばしいものにしてくれるでしょう。

原産国のフランスのレストランでコーヒーを頼むと、キューブになったカソナードとグラニュー糖が一緒にサーブされることが多いです。

上白糖

上白糖とは、ショ糖が主成分で、水分と転化糖を含んだ甘味料です。

グラニュー糖と違って、そのまま食べるとやや甘ったるさを感じる人が多いとされています。

しかし、コーヒーに入れる場合は特に気にならないので、グラニュー糖同様にスタンダードにコーヒーを楽しむことができるでしょう。

ただし、上白糖は粒子が細かく水分量が多いので、固まりができてしまって量の調整が難しいかもしれません。

ザラメ糖

ザラメ糖とは、ショ糖を結晶させた砂糖です。

ザラメ糖は2種類あり、白双糖という白いザラメ糖はグラニュー糖とほぼ同じ成分となります。

なので、問題なくコーヒーに使うことができるでしょう。

中双糖という薄茶色のザラメ糖はカラメルをかけて仕上げているため、こちらはコーヒーシュガーと似た役割を担うことができます。

三温糖

三温糖とは、上白糖とグラニュー糖を分離して残った糖液を数回加熱したものです。

上白糖よりも灰分の含有量が多いため、コクがある半面、多少雑味もあります。

一般的には煮込み料理に入れますが、コーヒーの場合は三温糖の雑味が味の邪魔になってしまうので入れすぎないように注意しましょう。

黒砂糖

黒砂糖とは、サトウキビのしぼり汁をそのまま煮詰めて作ったものです。

灰分が非常に高く、甘みも濃厚となっています。

黒砂糖はコーヒーの味をより複雑にしてくれるでしょう。

以上、さまざまな砂糖について解説しました。

気になるものがあれば、ぜひコーヒーに入れてみてください。

ここからは、コーヒーに入れる砂糖の量について見ていきます。

コーヒーに入れる砂糖の量

コーヒーに砂糖を入れれば入れるほど、口に含んだ時の鼻を通る香りが引き立ちます。

しかし、その分コーヒーの苦みは薄れていくので注意が必要です。

角砂糖1つで大体3~4gほどなので、それを目安にお好みの砂糖の量を探ってみてください。

缶コーヒーに入っている砂糖の量についても見ておきましょう。

缶コーヒーに入っている砂糖の量

缶コーヒー1本に含まれている砂糖の量は一律で決まっているわけではありません。

目安としては、微糖のもので大体3~5gの糖質が含まれています。

そして微糖と明記されていないものやカフェオレタイプのものは、12~14gもの糖質が含まれているのです。

カップ1杯に角砂糖を4個~5個入れて飲むのと同じなので、ダイエット中の方は特に、缶コーヒーの飲用は控えたほうが良いでしょう。

コーヒーに砂糖を入れるとカロリーが気になるときは?

コーヒーに入れる砂糖のカロリーが気になる方は、ラカントを使いましょう。

ラカントとは、天然素材から作られた甘味料で、カロリーがゼロです。

糖質に関しては、ラカント100gあたりに約99g含まれていますが、こちらはエリスリトールという体内には吸収されにくい物質なので、砂糖よりも糖質を抑えることができます。

ちなみに、コーヒーは100gあたり0.7gほどの糖質しか含まれていません。

なので、糖質が気になるなら、ブラックコーヒーにラカントを入れるのもアリでしょう。

砂糖以外も美味しい!ダイエット中に楽しめるコーヒーの飲み方

砂糖の種類や特徴について説明してきましたが、コーヒー豆の種類を変えたり、砂糖以外のものを加えることによってよりコーヒーを楽しむことができます。

砂糖を入れないので、ダイエット中の方は特に覚えておきたい飲み方です。

  1. 焙煎度の高いコーヒーを試してみる
  2. 飲みやすいアイスコーヒーにする
  3. シナモンを入れて甘味の代わりにする
  4. ミルクの代わりに豆乳を入れる
  5. バターとオイルでバターコーヒーにする

それぞれの飲み方について、順番に確認していきましょう。

飲み方1.焙煎度の高いコーヒーを試してみる

焙煎度の高いコーヒーを試すのは、普段インスタントコーヒーを飲んでいる方に特におすすめです。

コーヒー豆は焙煎の程度によって風味や味が全く別のものになります。

”浅煎り”の場合は豆に酸味が残り、苦みは少ないです。

それから焙煎度を高めていくにつれ、酸味はなくなっていき、苦みが強くなっていきます。

苦みが強くはなりますが、焙煎度が高いものほど香りが良く、砂糖を入れない方からすると飲みやすいことが多いです。

また、焙煎度が高い豆ほどカフェインが少なくなります。

コーヒーショップでは試飲ができるところもありますので、近くにコーヒーショップがあった時は、是非立ち寄ってみてください。

飲み方2.飲みやすいアイスコーヒーにする

コーヒーは冷やすと味が感じにくくなります。

なので、ホットコーヒーが苦手な方はアイスコーヒーにすると砂糖を入れなくても飲めるようになるかもしれません。

また、挽いた豆を長時間水につけて味を抽出する水出しコーヒーは、時間がかかりますがとても簡単で、苦みも柔らかいものになるのでおすすめです。

飲み方3.シナモンを入れて甘味の代わりにする

シナモン自体に甘さがあるわけではないですが、シナモンを入れることによって、脳が甘さを連想させてくれます。

また、シナモン以外にもショウガやカルダモン、クローブなどでも、風味付けができるので覚えておくべきです。

コーヒーの香りが苦手な方はスパイスと一緒に楽しむのも良いでしょう。

飲み方4.ミルクの代わりに豆乳を入れる

ダイエット中の方でコーヒーをマイルドにしたい方は、ミルクではなく豆乳を使いましょう。

一般的にミルクに使われる牛乳は100gあたり5gほどの糖質が含まれています。

しかし、豆乳は100gあたり1.6gほどとかなり糖質を抑えることができるのです。

ただし、豆乳の中でも調整豆乳と無調整豆乳があり、調整豆乳の方は、飲みやすくするために砂糖などが加えられていています。

なので、より糖質を抑えたい方は無調整豆乳を選ぶと良いでしょう。

飲み方5. バターとオイルでバターコーヒーにする

コーヒーにバターとオイルを入れる飲み方を好む人も少なくありません。

一昔前にアメリカで話題になりその後、日本でも話題になりました。

そんなバターコーヒーは、MCTオイルとグラスフェッドバターをコーヒーに入れて朝食の代わりに飲むとさまざまな効果が得られるというもの。

MCTオイルもグラスフェッドバターも買うのが面倒な方は、シンプルにバターだけをコーヒーに入れて飲んでも美味しいです。

バターは100gあたりの糖質が0.2gしかないので、ダイエット中の方も楽しむことができます。

以上、砂糖を入れる以外のコーヒーの楽しみ方を解説しました。

ただし、砂糖を入れなくてもコーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。

砂糖を入れなくてもコーヒーの飲みすぎには注意!

コーヒーに含まれるカフェインの過剰摂取には注意するべきです。

不眠症、めまい、下痢など、様々な健康被害をもたらすことがあります。

カナダで注意喚起されている、1日のうちのカフェイン摂取量は、健康な成人で400mgまでとされているのです。

コーヒーを飲む場合は、1日マグカップ2~3杯程度を目安にし、夜中の飲用は控えましょう。

まとめ

コーヒーに入れる砂糖の種類や量について解説しました。

砂糖以外にもさまざまなものを入れることができるので、気になればぜひ試してみてください。

いろいろな飲み方で、今まで以上にコーヒーライフを楽しみましょう。

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