コーヒーソムリエとは?試験の詳しい内容や勉強法を徹底解説!

コーヒーが好きで、もっと知識を深めたいと思っていませんか?

「カフェで働いているから、コーヒーのことでお客様とのコミュニケーションをもっと増やしたい!」
「漠然と飲むだけではなく、実際にコーヒーを淹れる技術や知識を磨きたい!」

そんな人には、コーヒーの知識を深めるためのコーヒーソムリエという資格がピッタリです。

そこで今回はコーヒーソムリエのなり方やメリット、勉強方法まで徹底解説していきます!

コーヒーソムリエになって、今まで以上にコーヒーを楽しみましょう。

目次

コーヒーソムリエとは?

コーヒーソムリエとは、コーヒーに関する基本的な知識を試す資格のことを言います。

現在、コーヒーに関する国家試験はありません。

コーヒーに関する民間資格はいくつかありますが、コーヒーソムリエの資格は日本安全食料料理協会という団体が認定している民間資格です。

日本安全食料料理協会はお酒やお菓子についての資格も認定しており、なかでもコーヒーソムリエは人気の資格です。

コーヒーソムリエの資格は一度合格してしまえば一生使えます。

合格認定証または合格認定カードの発行に5,500円が必要になる以外、定期的な更新費用がかかりません。

コーヒー豆の種類や産地、美味しいコーヒーの淹れ方など基礎知識が問われます。

コーヒーに関する知識があれば、実務経験などは関係なく誰でも受験可能です。

コーヒーソムリエの資格について興味がある人のために、取得するメリットを詳しく見ていきましょう。

コーヒーソムリエの資格を取得するメリット

コーヒーソムリエを取得するメリットは2つあるので紹介します。

  1. 好きを極めることで自信につながる
  2. 独立するときに資格を活かせる

今後どんなことに役立つのかを知れば、コーヒーソムリエの資格を取りたくなるはず。

それぞれのメリットについて、順番に確認していきましょう。

メリット1.好きを極めることで自信につながる

好きなコーヒーの知識をつけると、色々な場面で自信を持って話をすることができるはずです。

大好きなコーヒーの歴史や豆の種類、コーヒーカップに至るまでコーヒーに関する様々な知識を学ぶことで今よりもより一層コーヒーを好きになることでしょう。

「何となくコーヒーが好き」、「コーヒーを飲むのが好き」から「この豆で入れたこの味のコーヒーが好き」、「このコーヒーをこのコーヒカップで飲みたい」といった具体的な好きに変わることで、日常的にコーヒーを楽しむことができるでしょう。

カフェの店員なら、知識を持ち合わせる事でお客様に的確なアドバイスやおすすめができるようになります。

お客様との信頼関係を深めることができ、コミュニケーションが取りやすくなればお仕事も今より楽しくなるはず。

少しの積み重ねで自信がつけば、自分でお店を持ってみよう!今はただのスタッフだけど教える側を目指してみよう!といった自身のステップアップにつながっていきます。

メリット2.独立するときに資格を活かせる

将来独立してカフェを経営したいと思っているならば、コーヒーソムリエは取っておいて損はない資格です。

コーヒーソムリエの資格がなくてもコーヒーショップは開業できますが、お客様は美味しいコーヒーを求めています。

ただコーヒーを淹れているだけのお店よりも、知識があって美味しいコーヒーの淹れ方や豆の種類や挽き方などを知っているお店の方が客足は伸びます。

一杯のコーヒーでお客様に喜んでもらうには、基礎的な豆などの知識はもちろん、コーヒカップへのこだわりやラテアートなど一杯の価値をいかに高めるかということも重要になります。

以上のようなメリットを知って、コーヒーソムリエになりたいと思ったのではないでしょうか。

ここからは、コーヒーソムリエになるための具体的な方法を見ていきます。

コーヒーソムリエになるには?

コーヒーソムリエになるためには資格試験を受けることが必要です。

まずは、コーヒーソムリエの試験の詳細を確認しておきます。

  • 試験は年6回、偶数月に実施
  • 受験料は10,000円(消費税込み)
  • 約1ヶ月前から受験申し込みが可能
  • インターネットから申し込み
  • 受験方法は在宅受験
  • 試験期間は5日間で合否は試験終了から

試験の詳細は以上のようになっており、1年間に6回のチャンスがあります。

申し込み期間があるので、受けたい月の約1ヶ月前には確認しインターネットから申し込みをするようにしましょう。

受験費用がかかりますが、試験会場に足を運ばずに在宅で受験ができることが魅力です。

勉強をした上で、落ち着いてゆっくりと取り組めば資格取得は難しくないでしょう。

コーヒーソムリエの試験項目

コーヒーソムリエの試験項目には、以下のようなものがあります。

  1. コーヒーの歴史
  2. 豆どうしの相性
  3. コーヒーの淹れ方
  4. コーヒー豆の種類
  5. ラテアート
  6. 生豆の選び方
  7. コーヒー豆の産地
  8. 淹れ方と味の関係
  9. 豆の違いによる焙煎
  10. コーヒーカップの種類

以上の10項目を理解していれば解ける問題になっています。

非常に多いと感じる人もいるかもしれませんが、そこまで臆することはありません。

問題は広範囲に渡りますが、コーヒーについて基本的なことを押さえておけば答えられる問題が多いのです。

コーヒーソムリエ試験の難易度

コーヒーソムリエの試験難易度は、決して高すぎることはありません。

コーヒーが好きでしっかり勉強していれば難しくない試験だと言えるでしょう。

合格基準は70%以上の評価が必要です。

問題は全部で20問なので14問以上の正解で合格となります。

レベルが高く感じるかもしれませんが、勉強しておけば十分に受かる資格です。

ここで、コーヒーソムリエの勉強方法を見ておきましょう。

コーヒーソムリエの勉強方法2つ

実際にコーヒーソムリエの試験に合格するために勉強方法2つを紹介します。

  1. 独学で勉強する
  2. 講座を受講する
    それぞれの勉強方法について、順番に確認していきましょう。

勉強法1.独学で勉強する

コーヒーソムリエは、独学でも十分に合格することが可能です。

日常生活の隙間時間で勉強して合格している人も少なくありません。

試験の出題範囲が広く感じられるかもしれませんが、コーヒーの基本的な理解が求められています。

コーヒーに関する本を何冊も読むのではなく、コーヒーの基礎知識を書いた本を熟読すると良いでしょう。

写真や挿絵が多く入った本を選ぶことで視覚からも覚えることができます。

勉強法2.講座を受講する

確実に合格するためには、コーヒーソムリエの講座を受講するのも良いでしょう。

時間を無駄にしたくない人におすすめです。

日本安全食料料理協会が推奨している講座があります。

諒設計アーキテクストラーニングという所で、コーヒーソムリエに特化した講座が開講されています。

添削6回付きの通信教育でエスプレッソマシンなどの道具が付いてくるので、しっかり勉強することが可能です。

それぞれのコースによって受講料がかかり、試験免除のコースもあります。

知識の習得や実力を試す目的よりも、学びに重点を置きたい人は検討してみてください。

まとめ

コーヒーソムリエは、コーヒー好きには非常に魅力的な資格です。

コーヒーに関する職業は就職に有利になるような必須の資格がありません。

そこで知識や技術を客観的に証明しアピールするためにコーヒーソムリエの資格は有効になります。

コーヒーの基本的な知識が身につくことで、今まで以上にコーヒーと関わるのが楽しくなるはずです。

自身のスキルアップ、ビジネスチャンスにコーヒーソムリエの資格を活用しましょう。

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