シナモンコーヒーには魅力がたくさんあった!特徴や作り方を解説!

「コーヒーにシナモンを入れるのっておいしいのかな?」と、お調べですね。

シナモンとコーヒーという組み合わせが合うかわからず試したことがない方も珍しくありません。

しかし、シナモンコーヒーには魅力がたくさんあるので知らないままだともったいないです。

そこで今回は、シナモンの美容効果や選び方、誰にでも簡単にできる美味しい淹れ方、アレンジ方法などをご紹介します。

温かいシナモンコーヒーを淹れて、心も身体も癒しましょう。

目次

シナモンコーヒーとはどんな飲み物?

シナモンコーヒーとは、コーヒーにシナモンをほんの少し加えてアレンジした飲み物です。

コーヒーのコクや苦味にシナモンの風味が相性バッチリで、人気な飲み方となっています。

その上、血管の若返りやアンチエイジング効果など、嬉しい効果もあるのが特徴です。

しかし、シナモンについてそもそもあまり知らない方もいると思います。

まずはシナモンとはどういうものなのかを見ておきましょう。

シナモンとはどういうスパイス?

シナモンとは、クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させて作られているスパイスです。

豊富な栄養成分を含むことから「スパイスの王様」とも言われています。

シナモントーストやアップルパイ、コンポートなどのスイーツに使われているので、知らないうちに食べている方もいるかもしれません。

また、ココアや紅茶、ハーブティなどのドリンクにも入れることがあり、幅広く使える人気のスパイスです。

シナモンの種類は2種類ある!

お店のスパイスコーナーでも見かけるシナモンですが、実は2種類あります。

それぞれの違いを知って、効果的な使い方をするとシナモンを使うのがもっと楽しくなるはずです。

セイロンシナモンとカシアという2つの種類を順番に見ていきましょう。

セイロンシナモン

1つ目が「セイロンシナモン」で、スリランカ原産の種類。

セイロンはスリランカの旧称で、セイロンシナモンの作り方はとても繊細です。

外樹皮と呼ばれる一番外側の固い樹皮を取り除き、内側の柔らかい層を何層にも重ねてくるくると丸め、乾燥させて作ります。

ふくよかな甘い香りの中に柑橘系の香りがほのかに漂う優しくてアロマチックな香りが特徴です。

調理ではこの繊細な香りが失われやすいためスイーツやフルーツ、ドリンクの風味付けに最適です。

カシア

2つ目は「カシア」で、中国やインド、ベトナム、インドネシアなどアジア各地で生産されています。

見た目も味もセイロンシナモンと似ていますが、違いは植物の種類です。

作り方は、カシアは外樹皮を残したまま丸めるため、表面はザラザラした木の質感があります。

価格が安く、日本で一番出回っているのがカシアです。

独特の強い香りが特徴で、中華料理やカレーなどスパイスを効かせたいお料理に最適となっています。

シナモンの栄養

シナモンに含まれる代表的な3つの栄養素は、以下です。

  • カリウム
  • カルシウム
  • 鉄分

他にもビタミンB1、B2、マグネシウム、ナイアシン、亜鉛などのさまざまな栄養素が含まれています。

また、シナモンに含まれる成分シンナムアルデヒドは、独特の香りの元になっているものです。

血行を促進し、冷え性の改善やデトックス効果、消化促進効果、毛細血管の老化防止などの効果があると言われています。

以上、シナモンコーヒーやシナモンについて解説しました。

それではここからは、コーヒーシナモンの作り方を見ていきましょう。

コーヒーシナモンの作り方

コーヒーシナモンをあまり飲んだことがないなら、まずはセイロンシナモンを使って作りましょう。

シナモンの独特の香りに慣れていないなら、香りの強いカシアは避けた方が無難です。

セイロンシナモンを使えば香りも落ち着いているので、コーヒーと合わせやすいと感じる方が少なくありません。

シナモンにはスティックタイプとお手軽なパウダータイプがあります。

ここからは、それぞれのタイプ別の作り方を見ていきましょう。

パウダータイプのシナモンを使った作り方

パウダータイプのシナモンを使った作り方では、以下の材料が必要です。

  • コーヒー(インスタントもOK):1杯分
  • お湯:1杯分
  • シナモンパウダー:少量

材料を用意したら、以下の手順で作っていきましょう。

  1. コーヒーを淹れる
  2. シナモンパウダーをふりかける
  3. よく混ぜる

手順はシンプルなので、気楽に試せるはずです。

パウダータイプは価格も安く手に入りやすいですが、混ざりにくいと言われています。

なので、スプーンやマドラーでよく混ぜてから飲みましょう。

スティックタイプのシナモンで作る方法

スティックタイプのシナモンを使った作り方では、以下の材料が必要です。

  • シナモンスティック:1/2本
  • ドリップパックコーヒー:1杯分
  • お湯:150ml

材料を用意したら、以下の手順で作っていきましょう。

  1. カップを温める
  2. カップにシナモンスティックを入れる
  3. カップにドリップパックをセットする
  4. コーヒーを湿らせる程度にお湯を落とし30秒ほど蒸らす
  5. 3~4回に分けてケトルで細くお湯を落とす
  6. 1~2分待ってシナモンの香りを抽出させる

完成したら、シナモンは取り出しても、入れっぱなしでもっと香りを抽出させてもOKです。

また、シナモンをつぶして使ったり、折って使うと香りがさらに良く出ます。

この他に、シナモンスティックをカップにいれてコーヒーをかき混ぜながら香りを移すのも方法もオススメです。

作り方がわかったら、コーヒーにシナモンを入れるメリットも見ておきます。

コーヒーにシナモンを入れるメリット

コーヒーにシナモンを入れると、以下のような効果が得られます。

  1. 美容効果を得られる
  2. 普段と違う香りが楽しめる

それぞれのメリットについて、順番に見ていきましょう。

美容効果を得られる

シナモンには、毛細血管を修復したり丈夫にする作用や血行促進効果があると言われています。

身体の隅々にまで栄養や酸素を送り届けることができれば、アンチエイジング効果が期待できるのです。

また、コーヒーとシナモンには、それぞれ高い抗酸化作用があり、身体を酸化から守ってくれます。

なので、肌の調子を整えるためにコーヒーシナモンを飲んでいる人も少なくありません。

普段と違う香りが楽しめる

普段と違う香りが楽しめるのも、シナモンを入れる嬉しいメリットです。

コーヒーの香りでリラックスしているという人はたくさんいます。

そして、シナモンの香りにもリラックス効果、集中力を高める効果があると言われているのです。

したがって、いつもとは違うコーヒーの香りを楽しみたくなったら、シナモンを入れてみましょう。

ただし、コーヒーにシナモンを入れる際には、クマリンの過剰摂取に注意しなければなりません。

コーヒーシナモンはクマリンの過剰摂取に注意!

シナモンに含まれるクマリンの過剰摂取には注意しなければなりません。

なぜなら、長期間にわたって過剰に摂取すると肝機能障害を起こしてしまう恐れがあるためです。

ただし、クマリンの含有量はシナモンの種類によって違いがあります。

東京都が平成19年に行った「シナモン含有食品中のクマリンの実態調査」によると、セイロンシナモンに含まれるクマリンの濃度は13.7ppmと少ないです。

しかし、カシアは3257.5ppmとセイロンシナモンよりも200倍以上高い値でした。

生涯ずっと食べ続けた場合の1日のクマリンの耐容摂取量は、ドイツの公的機関BfRが体重1キログラムあたり0.1mgと定めています。

つまり、体重50㎏の成人ならクマリンの1日許容量は5g/日ということです。

これを元に出したシナモンの1日の許容量が、セイロンシナモンで364.58g/日、カシアで1.53g/日ということになります。

シナモンを楽しむなら、適量に注意しましょう。

また、妊娠中の方も注意が必要です。

シナモンに含まれるシンナムアルデヒドという香り成分は、子宮に刺激を与えて収縮させる恐れがあります。

妊娠中はシナモンの摂取は控えるようにしてください。

以上、シナモンを楽しむ際の注意点を解説しました。

最後に、コーヒーにシナモンと一緒に入れられるものを見ていきます。

コーヒーにシナモンと一緒に入れられるもの3選

コーヒーにシナモンと一緒に入れるものとして人気なのが、以下の3つです。

  1. ミルク
  2. はちみつ
  3. ココナッツオイル

それぞれについて、順番に見ていきましょう。

ミルク

コーヒーシナモンにミルクを入れると、ミルキーでまろやかな風味が楽しめます。

ホットミルクにはリラックス効果や安眠効果を感じる人も多いです。

ベットに入る前や眠れない夜にピッタリのアレンジです。

はちみつ

甘さをプラスしたいときは、お砂糖ではなくはちみつを選ぶのもアリです。

まろやかな甘さが加わり、いつもとは違った風味が楽しめるでしょう。

シナモンと合わせて、普段との香りの違いを楽しんでみてください。

ココナッツオイル

コーヒーにココナッツオイルを入れるアレンジも人気です。

ココナッツオイルをコーヒーに入れると独特の風味があります。

なので、好みかどうか不安なら、最初は少量を試してみましょう。

まとめ

コーヒーにシナモンを入れる飲み方は、普段と違う風味が楽しめます。

シナモンの種類や、ミルク・はちみつなどの組み合わせでコーヒーの風味は大きく変わるはずです。

いつものコーヒーとちょっと違う味わいを楽しみたいときは、シナモンコーヒーを試してみましょう。

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