「日本酒って太りやすいって本当?」
ダイエット中の飲み会や晩酌で、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
実は、日本酒は「太りやすい」イメージがある一方で、飲み方や合わせる食事次第で工夫が可能な奥深いお酒です。
この記事では、日本酒のカロリー・糖質などの基本から、太りにくく楽しむ方法までをわかりやすくご紹介します。
日本酒は太る?その理由とは
それでは早速、日本酒が太るかどうか、考えていきましょう。
糖質が比較的高め
日本酒は米を原料とする醸造酒であり、糖質を含むお酒です。
特に純米酒は、米の甘みを残した自然な味わいで人気がありますが、糖質量もそれなりにあります。
参考:
日本酒(1合/180ml)あたりの糖質:約6〜10g
ビール(中瓶1本/500ml)あたりの糖質:約15g
量によっては日本酒の方が控えめに感じますが、飲みすぎには注意が必要です。
アルコール度数が高く、食欲を刺激しやすい
日本酒のアルコール度数は13〜16度とやや高め。
そのぶん飲みごたえがあり、つい濃い味のおつまみを食べすぎてしまうことも太る原因になります。
日本酒のカロリーは?
日本酒のカロリーは意外と高めです。
日本酒1合(180ml):約200〜230kcal
これはお茶碗1杯分のごはん(約240kcal)に近い数値。
アルコール自体にもカロリー(1g=約7kcal)があるため、適量を守ることが大切です。
太りにくい日本酒の飲み方のコツ
太るからと言って飲むことを我慢したくはないですよね。
ここで、太りにくい日本酒の飲み方のコツを見ていきましょう。
飲む量は「1合以内」を意識
1日に飲む量を180ml(1合)以内にとどめれば、カロリーや糖質もそこまで問題になりません。
食事とセットで飲む
空腹時に飲むと、血糖値の急上昇や肝臓への負担も大きくなります。
食事と一緒にゆっくり味わうのが理想的です。
常温〜ぬる燗でゆっくり楽しむ
冷酒だとスイスイ飲みすぎてしまいがち。
常温やぬる燗で、ゆったりと味わうスタイルがおすすめです。
ダイエット中におすすめの日本酒とは?
糖質制限を意識している人には、以下のタイプがおすすめです。
種類 | 特徴 |
吟醸酒 | 香りが良くすっきり。比較的糖質も控えめ。 |
本醸造酒 | 雑味が少なくキレがある。 |
無濾過生原酒 | 濃厚なので少しの量で満足感がある。 |
「純米大吟醸」などは高品質ですが、甘みや旨味が強いぶん、糖質もやや多めな傾向です。
太りにくいおつまみの選び方
日本酒に合うヘルシーなおつまみを選べば、さらにダイエット中でも楽しめます。
太りにくいもの
枝豆、刺身、冷奴、野菜の塩昆布和え
控えたいもの
揚げ物、濃い味の煮物、マヨネーズ系
特に魚介系や発酵食品(味噌・漬物)は、日本酒との相性も良く、腸内環境にも◎です。
まとめ
日本酒は糖質やカロリーが高めな一方で、量と飲み方に気をつければ、太りにくく楽しめるお酒です。
- 1日1合以内を目安に
- 食事と一緒にゆっくり飲む
- ヘルシーなおつまみを選ぶ
これらを意識すれば、ダイエット中でも無理せず「日本酒タイム」を楽しめます。
おいしく、賢く、身体にやさしい飲み方を目指しましょう。