ルフナティーとはどんな紅茶?おすすめの茶葉や合うフードを紹介!

ルフナティーという紅茶の種類についてお調べですね。

モスバーガーでも取り扱われたことで一気に知名度を上げたルフナティー。

コクが強くカラメルや穀物のような香りが特徴の紅茶ですが、まだまだ飲んだことがない人も多いです。

今回は、ルフナの特徴やおいしい飲み方、おすすめの茶葉についてご紹介します。

ファンも多いルフナティー、ティータイムにぜひ取り入れてみましょう。

目次

ルフナティーとはどんな紅茶?

ルフナティーは、ハチミツを焦したような香ばしい甘い香りと、コクの強い深みのある味わいが特徴です。

色は深みのある黒っぽい茶色なので、「渋みが強そう」と思う人も多いかもしれません。

しかし、見た目に反して、あっさりしていて深みのある味わいで人気です。

濃厚なコクを感じる紅茶ですが、渋みが少なく、さっぱりとした後味を感じられます。

そのため、渋みのある紅茶が苦手という人でも飲みやすいでしょう。

また、ルフナティーはカリウムが多く含まれているのも特徴です。

カリウムは、ナトリウムとともに細胞の浸透圧を維持して、体内の様々な機能を調整してくれます。

利尿作用と体内の過剰なナトリウムを排泄して血圧を下げてくれる効果があるのです。

ルフナティーはモスバーガーのメニューにもあるので、ポテトなど塩分の高いものを食べるときは一緒に注文することで過剰な塩分の排出が狙えます。

ルフナはスリランカの南部にある産地

ルフナは、スリランカ南西部の標高約610メートルの地域で生産されているローグロウンの紅茶です。

スリランカの紅茶の産地の中で一番南にあり、標高は一番低い地域なので気温が高くなります。

そのため、ルフナの茶葉は成長が早く大きく、強く発酵されるので黒みを帯びていることが特徴です。

標高が低い土地で作られているので、土の香りと少し焦したような強い味が感じられます。

ルフナは、ロシアや中近東の国々で人気が高く、スリランカで最も高値で取引されている銘柄です。

ルフナティーは濃厚で香りが強いことが特徴

ルフナティーは、香りが強く、色は濃い赤色で、しっかりとした味が特徴です。

ですので、ミルクティーやチャイにして飲むのが最適と言われています。

中東地域やロシアで人気があり、中東のサウジアラビアではヤギのミルクを使って濃厚な味わいを楽しんでいる人が多いです。

ルフナは旬の時期がない

ルフナの茶葉は年中生産されているのも特徴です。

ルフナという地域は、高温多湿の気候なので茶葉が早く成長します。

そのため、1週間に1度摘むことができるくらい頻繁に収穫されているのです。

また、雨季である4〜6月、10〜11月は生産量が多くなります。

(※紅茶の茶葉についてもっと詳しく知りたい方は「紅茶の種類や特徴の産地別まとめ!好みの茶葉を見つけたい方は必見!」を読んでみてください。)

ルフナティーのおいしい飲み方3選

ルフナは濃いコクがあり、渋みが少ないマイルドな紅茶です。

そのため、ミルクティーに向いている紅茶だと言われています。

一方で、ストレートで飲むことで、ルフナの味わいをしっかりと感じることができるでしょう。

また、「もっと刺激がほしい」と思ったら、スパイスを加えてチャイにするのもおすすめです。

ここでは、それぞれの飲み方についてご紹介します。

香りを楽しめるストレートティー

ルフナは、渋みが強い紅茶ではないのでストレートで飲むことで、ルフナの味をダイレクトに感じることができるでしょう。

ストレートで飲むことで、砂糖を焦したような甘い香りや、しっかりとしたコク、黒糖のような後味が感じられます。

初めて飲むなら、まずはストレートを試してみてください。

香りや渋みが引き立つミルクティー

ルフナは牛乳との相性が良いので、ミルクティーにするのにもピッタリです。

ミルクティーとして飲む人が多く、ミルクティー向きの紅茶として紹介されることも多いです。

ルフナは茶葉の色が濃いので牛乳と合わせることで色も映えます。

また、ルフナは味や香りが強い紅茶なので牛乳に負けることはありません。

牛乳と砂糖を合わせると、まろやかなで穏やかな飲み口のミルクティーになります。

スパイシーなチャイ

ルフナは中近東で人気のある紅茶ですが、中近東ではチャイにして飲まれることが多いです。

チャイは、ミルクティーにシナモンなどのスパイスを加えて作ります。

ルフナは色や風味が強いので、スパイスを合わせることで、よりパンチの効いた味わいになります。

ルフナティーを飲んでみたい人に!おすすめの5つの茶葉

ルフナティーは、セイロンティーの1つですが日本ではあまり知られていません。

中東やヨーロッパで主に飲まれている人気の紅茶です。

日本ではまだあまり知名度が高くない紅茶ですが、茶葉は様々な種類があります

そのため、どれを選んだら良いか迷ってしまう人もいるでしょう。

そこで、ここではルフナティーのおすすめの茶葉についてご紹介します。

  1. 有機ルフナ紅茶 スリランカ産 フェアトレード
  2. セイロン紅茶 ルフナ
  3. リーフ・オブ・セイロン ルフナ
  4. ルフナ プレミアム紅茶セレクション
  5. ルフナティー 缶入り

それぞれについて、順番に見ていきます。

有機ルフナ紅茶 スリランカ産 フェアトレード

小規模で紅茶栽培を営む農家グループ「エクサ」が育てたルフナです。

エクサは、2011年から農薬や化学肥料を一切使わない茶葉作りに挑戦しています。

摘み取られた茶葉は、その朝のうちにアヒンサ有機紅茶加工場で加工されているので、新鮮さをそのまま凝縮して閉じ込めた高品質な茶葉です。

安心感のある飲み物をお探しならぜひ試してみてください。

茶葉名 有機ルフナ紅茶 スリランカ産 フェアトレード
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セイロン紅茶 ルフナ

控えめな渋みと、キャラメルのような甘い香りがするルフナです。

一般的なルフナは濃い色が特徴ですが、こちらのルフナは透明感のある色をしています。

ミルクティーにすると上品な味わいになるので試してみてください。

茶葉名 セイロン紅茶 ルフナ
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リーフ・オブ・セイロン ルフナ

お洒落なパッケージのバシラーティーのルフナです。

バシラーティーは、高い品質管理システムを導入しており、紅茶本来の味わいをそのまま届けることをコンセプトにしているブランド。

独特な香りや濃い色合いが特徴的ですが、刺激的な要素がなく、クセが少ないので飲みやすい紅茶です。

パッケージはロシア専属デザイナーによる、ユニークで気品溢れるデザインなので、インテリアとして飾るもの良いでしょう。

茶葉名 リーフ・オブ・セイロン ルフナ
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ルフナ プレミアム紅茶セレクション

ルフナの奥深い紅茶の味を堪能できる商品となっています。

AZ Teasから販売されている商品で、AZ Teasは長年セイロンティーの栽培から生産に携わってきた会社です。

紅茶に関して熟知した会社が、自信を持ってお届けするこの商品は特別なルフナティーと言えるでしょう。

茶葉名 リーフ・オブ・セイロン ルフナ
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ルフナティー 缶入り

可愛らしいパッケージのこちらの商品は、独特の土地ルフナの濃い茶葉と濃い水色を活かした力強い味わいに仕上がっています。

濃い味わいですが、程よくマイルドなので飲みやすいでしょう。

OPタイプのグレードで販売されています。

茶葉名 ルフナティー 缶入り
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ルフナティーにピッタリな5つのフード

紅茶を飲むときは、お菓子やデザートを一緒に添えるという人も多いでしょう。

しかし、用意したお菓子などのフードの味や香りが強いと、紅茶の風味が負けてしまったということもあるのではないでしょうか。

一方で、お菓子と紅茶を一緒に楽しみたいならルフナティーは最適です。

ルフナは、味の濃いお菓子にも負けない味わいを持っているので、焼き菓子やプリンなどと相性が良いです。

ここでは、ルフナティーにピッタリなフードについてご紹介します。

  1. プリン
  2. マドレーヌ
  3. バームクーヘン
  4. シュークリーム
  5. チーズケーキ

それぞれについて、順番に見ておきましょう。

プリン

甘い香りのプリンには、同じように甘い香りのルフナがぴったりです。

プリンは、バニラエッセンスを使って作られることが多いので、甘い香りのする紅茶との相性が抜群。

イタリアンプリンと合わせる人も少なくありません。

ルフナでミルクティーを作ってプリンと合わせるのもおすすめです。

マドレーヌ

マドレーヌは、フランスのロレーヌ地方発祥で、卵と小麦と、バター、砂糖で作られるシンプルなお菓子です。

マドレーヌはミルクティーとよく合うお菓子です。

ルフナのミルクティーと相性が良いと言われています。

バームクーヘン

バーククーヘンは、ドイツ生まれのお菓子ですが、ドイツではあまりメジャーなお菓子ではありません。

実は専門店で売っているマイナーなお菓子なんです。

そんなバームクーヘンの優しい甘さには、同じく甘い香りのするルフナがマッチします。

バームクーヘンもまた、ミルクティーとの相性が良いです。

シュークリーム

シュークリームはフランス発祥のお菓子です。

中にはカスタードクリームが入っているものが一般的ですが、生クリームが入ったものもあります。

カスタードクリームの甘い香りには、コクが強く甘い香りのするルフナが最適でしょう。

ストレートよりも、ミルクティーにした方がシュークリームとよく合います。

チーズケーキ

ベイクドチーズケーキやレアチーズケーキも、ルフナとよく合います。

チーズの熟成した香りには、スモーキーな香りのルフナと相性が良いです。

チーズケーキとは、ストレートでもミルクティーでもおいしい組み合わせになります。

まとめ

ルフナティーは、日本ではあまり有名ではありませんが、中東やヨーロッパでは多く飲まれている紅茶です。

渋みとコクの強い紅茶ですが、ミルクや砂糖を入れずにストレートでも飲みやすいでしょう。

また、ミルクティーにすることで、渋みが落ち着いてマイルドさが強くなります

ミルクティーが好きな人は、一度は飲んでみてほしい紅茶です。

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