実はお茶(緑茶)は人間の健康に良いとご存知ですか?
日本人となじみの深いお茶(緑茶)は人間の健康に良い影響を与える成分が多く含まれています。
そんな人のこころとからだに良い影響を与える緑茶の効果を徹底解説しました!
ぜひ最後まで読んでいただき、緑茶を飲む事のメリットを知って「お茶で一服」する習慣を身に付けてください。
お茶(緑茶)の成分一覧
健康的な心身を作り上げる上で有効なお茶。
いったいどの様な成分が含まれているのかをここで解説していきたいと思います。
お茶の成分1.カテキン
カテキンとは、ポリフェノールの一種で、主に苦味や渋み成分です。
緑茶の茶葉に含まれているカテキンは全体の11.5%を占めており、風邪になりにくくなる効果や食中毒予防、虫歯や口臭のよぼうにも高い効果があります。
カテキンを一定量摂取し続けると肝臓での脂質代謝が高まり、エネルギー消費が高まるため、体脂肪が減少しダイエット効果があります。
また、カテキンを継続的に摂取し続けると食事性脂肪の燃焼を上昇させる効果があり、内臓脂肪が多い人ほどその効果が高まります。
お茶の成分2.カフェイン
カフェインは頭が冴え、眠気が覚める覚醒効果があり、苦味成分です。
緑茶の茶葉に含まれているカフェインは全体の2.3%程含まれており、眠いときは眠気覚まし、頭痛のときは鎮痛作用、疲れたときは疲労回復などの効果があります。
仕事の合間にコーヒーを飲むイメージが強いですが、コーヒーが苦手な方は緑茶を飲む事で同様の効果を得る事が出来ます。
しかしカフェインを摂取しすぎるとめまいや吐き気、下痢などの症状が出てしまう恐れがある点には注意。
緑茶の中でも玉露はカフェインが多く含まれているため、飲みすぎには気をつけなければなりません。
お茶の成分3.テアニン
テアニンは緑茶の旨味成分です。
テアニンはお茶特有のアミノ酸であり、一番茶の中でも初期の若い芽に多く含まれ、成熟した芽では極端に減ってしまいます。
しかも、テアニンにはリラックス効果があり、脳の興奮を抑えて神経を落ち着かせる事で、寝つきがよくなり、快適な睡眠が得られることが分かっています。
他にも、ストレスの解消に高い効果を発揮するなど、精神的なメリットが大きいのです。
お茶の成分4.ビタミン類
健康に欠かせない、ビタミンは緑茶には豊富に含まれています。
ビタミンには、疲労の回復から、免疫力の強化などさまざまな効果が期待できます。
お茶の成分のさまざまな効能をまとめてみた!
お茶(緑茶)には、いろいろな成分が含まれていることがおわかりいただけたかと思います。
ここで、お茶の成分のさまざまな効能をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
カテキン類(苦味・渋み)の効能
カテキン類の効能は、以下の通りです。
- 血中コレステロールの低下
- 体脂肪低下作用
- ガン予防
- 抗酸化作用
- 虫歯予防
- 抗インフルエンザ作用
- 血圧上昇抑制作用
- 血糖上昇抑制作用
- 口臭予防(脱臭効果)
カフェイン(苦味)の効能
カフェインの効能は、以下の通りです。
- 覚醒作用(疲労感や眠気の除去)
- 持久力増加
- 二日酔い防止
- 利尿作用
テアニン(旨味・甘味)効能
テアニンの効能は、以下の通りです。
- 神経細胞保護作用
- リラックス作用
ビタミンの効能
ビタミンCの場合は、以下の通りです。
- 皮膚や粘膜の健康維持
- 抗酸化作用
ビタミンB₂には、皮膚や粘膜の健康維持の効能があります。
他にもお茶にはいろいろな効能があるので、積極的に飲んでいきたいですね!
結論!成分から見てもお茶は健康に良い
上記の様に、我々日本人と関係の深いお茶(緑茶)には、様々な効果、効能があり、心と身体に良い影響を与えてくれます。
仕事の合間や家事の合間、食後に緑茶で一服する時間を作りましょう。
特に食後の緑茶は食事で摂取した糖質や脂肪の吸収を抑制してくれる効果があり、ダイエット効果も期待できます。
また、帰宅直後に緑茶を飲むのもおすすめです。
緑茶には抗菌・抗ウイルス作用があるため、緑茶を飲む事で喉を殺菌する事が出来ます。
冬場は特に乾燥し風邪を引きやすくなるためうがいに加え緑茶を飲む事で対策はバッチリです。
まとめ
お茶の成分は、人間にとっていろいろと良い影響を与えてくれます。
味が美味しいだけではなく、健康にも良いなんて最高ですよね。
また、お茶で一服する時間は自分の身体や心だけではなく、仕事仲間や家族とのコミュニケーションの場として非常に大切な時間になります。
落ち着きたいときはぜひお茶を飲みながら、ゆっくりしてくださいね。