香ばしい香りとすっきりとした後味で、世代を問わず人気のほうじ茶。
ノンカフェインに近く、夜のリラックスタイムにもぴったりです。
でも、「どれを選べばいいの?」「スーパーのお茶と何が違うの?」と迷う人も多いはず。
この記事では、おいしいほうじ茶の選び方とおすすめの茶葉5選を紹介します。
味や香りの違いがわかるようになると、お茶の時間がもっと楽しくなりますよ。
ほうじ茶の茶葉って、何が違うの?
ほうじ茶は、煎茶や番茶などの茶葉を高温で焙煎(ほうじ)したお茶。
そのため、もとの茶葉によって香りや味わいが大きく異なります。
たとえば、以下のようになっています。
- 煎茶を焙煎したもの:香りが華やかで軽やか
- 番茶を焙煎したもの:より素朴で香ばしい味わい
- 茎ほうじ茶:すっきりした甘みと透明感
- 玉露茎のほうじ茶:高級感のある香ばしさとコク
さらに、浅煎り・中煎り・深煎りでも風味が変わります。
浅煎りは優しく香ばしく、深煎りはしっかり濃厚です。
あなたの好みに合わせて選べば、いつものほうじ茶がグッと格上げされます。
おすすめのほうじ茶茶葉5選
ここで、インターネット上で調べた人気なほうじ茶の茶葉についてご紹介いたします!
一保堂茶舗「ほうじ茶(嘉木)」
京都の老舗・一保堂が手がけるほうじ茶は、軽やかな香ばしさと上品な味が魅力。
浅煎りでクセがなく、食事や和菓子との相性も抜群。初めての一杯におすすめです。
原料:番茶
香り:やさしいロースト香
価格帯:中〜高
丸八製茶場「加賀棒茶」
茎の部分を使用した、石川県のご当地ほうじ茶。
すっきりとした甘みと透明感のある香りで、お茶好きから熱い支持を集めています。
原料:茎(棒茶)
香り:繊細で甘みのある香ばしさ
価格帯:中
小川珈琲×茶匠きよ泉「焙煎ほうじ茶」
コーヒーの焙煎技術を活かしてつくられた、異色のコラボ茶。
深煎りならではの香りとビターな余韻が新鮮。コーヒー好きな人にもおすすめです。
原料:煎茶ベース
香り:カカオのような深いロースト感
価格帯:中
楽天ランキング常連「宇治園 芳薫ほうじ茶」
コスパ重視の人にぴったり。香り高く、普段使いに最適な深煎りタイプです。
香り重視派や来客用にも重宝される一品となっています。
原料:番茶中心
香り:力強く芳醇
価格帯:安〜中
柳桜園茶舗「玉露茎ほうじ茶」
玉露の茎を焙煎した、贅沢で旨みのあるほうじ茶。
香りだけでなく、奥行きある甘みとコクを楽しめます。ゆっくりしたい夜のおともに。
原料:玉露の茎
香り:上品で厚みがある
価格帯:高
まとめ
ほうじ茶は、一見どれも同じに見えますが、原料や焙煎の違いで味わいが大きく変わる奥深いお茶です。
まろやかさや香ばしさを重視するなら「浅煎り番茶系」や「茎ほうじ茶」。
しっかりとした香りやコクを求めるなら「深煎り」や「玉露茎」タイプがおすすめです。
ちょっとしたこだわりで、毎日のお茶時間がぐっと豊かになります。
まずは気になる茶葉から試して、自分好みの“香ばしさ”を見つけてみてください。